Hey! Say! JUMP有岡大貴『シン・ウルトラマン』で初レッドカーペット「幸せ」
有岡大貴(Hey! Say! JUMP)が9日、新宿・歌舞伎町のゴジラロードで行われた映画『シン・ウルトラマン』(5月13日公開)のレッドカーペットイベントに出席。「レッドカーペットを歩かせていただくのは初めてだと思う」という有岡は「初めてが『シン・ウルトラマン』だったことがとても幸せです」と語った。イベントには主演の斎藤工をはじめ、長澤まさみ、西島秀俊、早見あかり、樋口真嗣監督も出席した。
1966年の放送以来、世界中で人気を博す「ウルトラマン」の原点に立ち返りながら、現代の日本を舞台に、いまだ誰も観たことのないウルトラマンが初めて降着した世界を、企画・脚本の庵野秀明と樋口監督という『シン・ゴジラ』コンビが描く本作。有岡は、謎の巨大生物「禍威獣(カイジュウ)」に対応するために政府が組織した禍威獣特設対策室専従班(禍特対)に所属する非粒子物理学者・滝明久を演じる。
この日のイベントでは、ウルトラマンの身長にちなみ、約60メートルの“シン・ウルトラレッドカーペット”がゴジラロードに登場。雨が降るなか、沿道のファンからの声援に笑顔で応えた有岡は「レッドカーペットを歩かせていただくのは初めてだと思うのですが、その初めてが『シン・ウルトラマン』のレッドカーペットだったことが、とても幸せです」と満面の笑みを浮かべる。
ネタバレ厳禁の謎が多い作品に出演したことで「出演すると発表になってから3年近くたっていますが、その間にも、たくさんの人から『どんな怪獣が出るんだ』と作品のことを聞かれました。その都度、全部ノーコメントを貫いてきたので苦しかった」と明かし「早く映画を観た人と『シン・ウルトラマン』の話がしたいと思っていたので、公開が近づいてきたことがうれしいです」と語っていた。
先月末に完成した本編は、禍特対のメンバーたちと鑑賞したといい「本当に終始興奮しっぱなしだった」という有岡。出演者であっても冷静に鑑賞することができないほどの完成度だったようで「皆さんもものすごく興奮されていて、感想を言い合っても、なにを言っているのかわからない状態でした」と熱のこもった映画であることを強調する。
さらに「初代ウルトラマンを観て育った方々が鑑賞後にどんな感想を持つのかすごく興味があります」と続けた有岡は、子供たちに向けて「難しい言葉はわからないかもしれませんが、ウルトラマンが戦っている姿を格好いいなと思って観てほしいです」と呼びかけていた。(磯部正和)