『サウンド・オブ・ミュージック』から57年…ジュリー・アンドリュースと“子供たち”が再会
アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)の生涯功労賞授与式で、映画『サウンド・オブ・ミュージック』のジュリー・アンドリュース(86)とトラップ家の子供たちを演じたキャストが再集結して話題を呼んでいる。
『サウンド・オブ・ミュージック』は戦争の影が忍び寄るオーストリアを舞台に、7人の子供がいるトラップ家の家庭教師となったマリア(ジュリー)がその天真爛漫な性格で周囲を変えていく姿を描いたミュージカル。第38回アカデミー賞では作品賞など5部門受賞を果たした名作で、公開から57年がたった今なお、多くの人々に愛されている。
今年の受賞者に選ばれたのがジュリーで、彼女の晴れの舞台にトラップ家の子供たちを演じたキャスト5人が集結。フリードリッヒ役のニコラス・ハモンド、クルト役のデュエン・チェイス、ブリギッタ役のアンジェラ・カートライト、マルタ役のデビー・ターナー、グレーテル役のキム・カラスが劇中同様に「ドレミの歌」を歌い、会場も大合唱に。最後は客席にいるジュリーのもとに集まって共に歌い、ジュリーは感激の面持ちだった。
なお、長女リーズル役のチャーミアン・カーさんは2016年に73歳で、ルイーザ役のヘザー・メンジースさんは2017年に68歳で死去。トラップ大佐役のクリストファー・プラマーさんも昨年、91歳でこの世を去っている。(編集部・市川遥)