小芝風花、『妖怪シェアハウス』続編に意欲!「みなさんのお声次第」
小芝風花が2日、都内で行われた映画『妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-』の公開記念舞台あいさつに出席し、続編への意欲を見せていた。
気弱な性格で空気を読んで生きてきた女性が、妖怪たちと一緒に生活する中で成長するドラマ「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」を映画化した本作は、作家を目指す主人公と、仕事を通じて出会った天才数学者との恋の行方を描く。壇上には小芝のほか共演者の毎熊克哉、池谷のぶえ、本作のメガホンを取った豊島圭介監督も登壇した。
小芝は登壇すると最近の暑さと本作を絡め、「最近はなんの妖怪の仕業だろうというくらい暑い。絶対そう(妖怪の仕業)。異常ですもん」と話して笑顔を見せる。本作の反響について聞かれると、「『娘と約束していたから観に行きます』とかそういう(SNSの)コメントが多くて、家族と観に来てくれる方多いのかなって」と語る。
また、小芝演じる主人公の目黒澪とAITO(望月歩)との恋模様への反響も気になったといい、豊島監督が「Twitterの感想で面白いなって思ったのは、澪ちゃんってAITOみたいなのが理想の彼氏だったんだっていうコメント」と話題を振ると、小芝も「私たちも実は『澪ちゃんの理想のタイプってAITOなんだ』って話を(撮影現場で)していたんです」と撮影中のエピソードを紹介する。
小芝は「澪ちゃんはあんまり恋愛があんまりうまくいっていなそうなタイプ。クズ男だったり、妖術で騙されたりという女の子で、澪ちゃん自身も自分の理想のタイプをわかっていないところがあるなって……。だから余計私たちもそういう気持ちになりました」と分析していた。豊島監督は過去に読んだ手塚治虫の漫画などからインスピレーションを受け、このシーンを差し込んだといい、「種族の違う者同士の恋愛があればいいなと思っていました」と澪とAITOのシーンを解説していた。
また、一番好きなセリフについて聞かれると、小芝は「お岩さんが闇落ちする際の『よくも澪を騙したな』っていうセリフがすごく好き。あのセリフにお岩さんの澪への愛情がすごく現れていて、大好きなセリフです」とコメント。また作品を観て、「続き作る気満々」と製作陣の続編製作への意気込みを感じたとも明かし、「あとはみなさんのお声次第です」と自身も続編実現に意欲を見せていた。(取材・文:名鹿祥史)