佐野勇斗、筋トレ&トランペットの二刀流で連ドラ挑戦 町田啓太も「センスの塊」と称賛
俳優の佐野勇斗が4日、フジテレビ湾岸スタジオで行われたドラマ「テッパチ!」(7月6日よる10時スタート・フジテレビ系)の囲み取材会に、町田啓太、白石麻衣、北村一輝と出席。「自衛隊音楽隊に憧れる自衛官候補生」という役柄に挑戦する佐野は、クオリティーの高い作品を届けるため、筋トレとトランペットの練習に励んでいることを明かした。
陸上自衛隊を舞台にした「テッパチ!」は、夢を持った自衛官候補生たちが、さまざまな壁にぶつかりながら成長していく青春物語。佐野は、一度は一般企業に就職したものの、自衛隊音楽隊への憧れを捨てきれず、自衛官候補生となった馬場良成を演じる。
「候補生のなかでは真面目でリーダーっぽいまとめ役のような立ち位置」と役柄を説明した佐野は、「自衛官候補生ということで、体づくりのための筋トレと、(良成が)トランペットをやっていた設定なので、楽器の練習に励んでいます。それがとても大変です」と苦笑い。
佐野のトランペットの腕前について、新作映画『太陽とボレロ』でトランペット奏者を演じていた町田は、「一発目から音が出たと聞いています。センスの塊ですね」と称賛すると「演奏シーンはもちろんですが、馬場が夢のために頑張っている姿がたくましく、とても感情移入できます」と佐野ふんする馬場の魅力を語る。
そんな町田に、佐野は「主演として作品に参加されていますが、常に周囲の人たちを輝かせるように行動されている。こういう方がスターになるんだなと思いました」と羨望のまなざしを向けると、「町田さんの筋肉の付き方が異常で、陰で人一倍努力されているのが伝わってきます。それを見て僕らも頑張らなければと思うし、作品をよくしたいなと思います」と存在感を絶賛した。
防衛省全面協力のもと、撮影が行われている本作。佐野は「勝手な偏見で、自衛官の方々ってお堅いイメージを持っていたのですが、とても気さくで僕たちにも協力してくださっています。とても素敵な環境でお芝居ができています。これからも頑張っていきたいです」と強い気持ちで撮影に挑むことを誓っていた。(磯部正和)