『ソー:ラブ&サンダー』“視覚的に最も美しい”シーン、家電量販店の駐車場で撮影していた
マーベル・スタジオ最新作『ソー:ラブ&サンダー』(全国公開中)には、家電量販店の駐車場で撮影されたシーンが存在するという。ジェーン役のナタリー・ポートマンが Entertainment Weekly に明かした。
『ソー:ラブ&サンダー』は、サノスとの戦いを終えて宇宙に旅立った雷神ソー(クリス・ヘムズワース)が、マイティ・ソーとなった元恋人ジェーンと再会し、神々を滅ぼそうと企むゴア(クリスチャン・ベイル)に立ち向かうシリーズ第4弾。タイカ・ワイティティ監督がこだわり抜いた、カラフルな色彩表現も見どころの一つだ。
撮影で最も印象的だったシーンについて質問されたナタリーは、「視覚的に最も美しいシーンの一つは、ベスト・バイ(アメリカに本社を置く世界最大の家電量販店)の駐車場で撮ったものなんです」と笑いながら告白。ネタバレになるため、どのシーンなのかは明かしていないが「この規模感の映画の撮影では、かなりぶっ飛んでいますよね。駐車場にブルースクリーンを設置して、ドラマチックなシーンを撮るんですから。映画ではすごく圧倒させられる仕上がりなんですけど、あのシーンを見るたびに『本当はベスト・バイの駐車場なの』と思っちゃうんです」と証言している。
ちなみに、該当シーンの撮影にはクリスチャンも参加していたそうで「タイカに『あの駐車場のシーンはすごく上手くいったよ!』と連絡した記憶がある」とコメント。駐車場で撮影された事実を知らなかったテッサ・トンプソン(ヴァルキリー役)は、「プレミアの会場で『ナタリーが子供たちにベスト・バイの駐車場で撮影したと伝えた』ってことを人から教えてもらって……。そんなバカな! あんなに美しいシーンなのに」と驚いた表情を浮かべていた。(編集部・倉本拓弥)