「六本木クラス」原作者、初回前は「多くの心配があった」
大ヒット韓国ドラマ「梨泰院クラス」をリメイクしたテレビ朝日系ドラマ「六本木クラス」(木曜よる9時~)が7日に初回放送を迎えた。放送後、原作漫画の作者で「梨泰院クラス」の脚本も担当したチョ・グァンジンがコメントを寄せ、実は「第1話を見る前は多くの心配がありました」と明かした。
竹内涼真が主演を務める「六本木クラス」では、六本木を舞台に物語が展開。絶望の淵に立たされた宮部新(竹内)が、復讐を誓って絶対的権力者に立ち向かう。原作は、「梨泰院クラス」の漫画原作を日本の設定に置き換えて翻訳された漫画「六本木クラス~信念を貫いた一発逆転物語~」。竹内のほか新木優子、平手友梨奈、早乙女太一、香川照之らが出演している。
「第1話を見る前は多くの心配がありました」と明かした原作者のチョ・グァンジンだが、見終えた後はそんな思いを払拭するように「本格的に丁寧に作っていて、見応えがあり、テンポの良さがとてもうまく生かされていました」と絶賛。「韓国版のコピーではなく、日本の新しいドラマとしてとても面白かった」と振り返り、「たくさんの人と一緒に見ていたので我慢しましたが、一人で見ていたら泣いていただろうと思います」と感激にひたった。(清水一)
チョ・グァンジン(原作者)コメント全文
「六本木クラス」の第1話を見る前は多くの心配がありました。結果はどうであっても、制作過程の苦労と努力を知っているので、見る前からこう言おうと決めていました。
「面白いですね。おつかれさまでした」
この言葉を社交辞令としてではなく、本音として言いたかったのです。見終わった後、心からそう言えました。とても面白かったです。たくさんの人と一緒に見ていたので我慢しましたが、一人で見ていたら泣いていただろうと思います。私は日本のドラマが昔から大好きで、数多く見てきましたが、その中で一番面白かったと言っても過言ではない出来栄えであったと思います。本格的に丁寧に作っていて、見応えがあり、テンポの良さがとてもうまく生かされていました。この「六本木クラス」は、韓国版のコピーではなく、日本の新しいドラマとしてとても面白かったです。第2話がとても楽しみです。