山崎賢人「さらに続編を届けたい」 『キングダム2』初日舞台あいさつ全国341館中継
俳優の山崎賢人(※崎はたつさきが正式表記)が15日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『キングダム2 遥かなる大地へ』(公開中)の初日舞台あいさつに登壇。2019年に公開された前作の舞台あいさつで「夢は天下の大将軍」と書いたことを引き合いに出し「パート2でも信は大将軍になっていないので、天下の大将軍になるまでやりたい」とシリーズが続いていくことに意欲を見せていた。舞台あいさつには吉沢亮、清野菜名、大沢たかお、佐藤信介監督も出席した。本イベントは、全国341の劇場に生中継された。
本作は、2006年より「週刊ヤングジャンプ」で連載中の原泰久の人気コミックを実写映画化した『キングダム』の続編。紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す戦災孤児の信(山崎)の初陣となる「蛇甘(だかん)平原の戦い」のエピソードが描かれる。
本日15時現在で、興収57.3億円を記録した前作との動員対比で141%という好スタートを切ったが、山崎は「パート1を全身全霊でやって、皆さんに楽しんで愛していただいたからこそ続編を作ることができました」と感無量の表情を浮かべ「その夢の続きが今日から広がっていくんだと思うと本当にうれしいです」と破顔する。
ここまで多くのファンに支持された理由について「この作品の魅力は熱量だと思います」と語った山崎は「僕自身、ストレートに相手に思いを伝える信を演じて、こういう人間になりたいなと思いました」と感情移入したことを明かすと「熱い言葉をかけることによって励まされる人もいる。言わなければ伝わらないこともあるんだな」と自身の生き方にも大きな影響を受けたキャラクターだったとも。
パート1でもダイナミックなアクションを見せたが、今作ではさらに進化した信を演じた山崎。「パート1が終わったとき、まだ続編をやるということは決まっていませんでしたが、きっとあると信じて馬に乗る練習やアクションを続けてきたんです。それがこの作品でも活かされていると思います」と努力が報われたことに笑顔を見せると「この作品をたくさんの方に観ていただいて、さらに続編を届けたい。パート1の舞台あいさつで『天下の大将軍になる』という夢を発表しましたが、パート2でもまだ信は大将軍になっていないので、天下の大将軍になるまでやりたい」とシリーズが続くことに思いを馳せていた。(磯部正和)