国内外のガンダム像がリアルタイムリンク!特別イベントに「水星の魔女」声優陣も感激
東京・横浜・福岡・中国の上海にある4体のガンダム立像をリアルタイムでリンクさせ、ライトアップするスペシャルイベント「GUNDAM NEXT FUTURE -LINK THE UNIVERSE-」のプレスデーが、14日に横浜の「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」と各都市をつなげて行われた。10月放送予定のテレビアニメ最新作「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の前日譚(たん)エピソード「PROLOGUE」が初公開されたほか、メインキャラクターの声優を務める市ノ瀬加那、Lynnも登壇し、イベントを華やかに盛り上げた。
バンダイナムコグループの横断プロジェクト「ガンダムプロジェクト」が手がける本イベントは、横浜の「動くガンダム」、お台場の「実物大ユニコーンガンダム立像」、福岡の「実物大νガンダム立像」、そして中国・上海の「実物大フリーダムガンダム立像」を、ガンダム作品のBGMやレーザー演出で同時連動させる初の試み。会場に設置されたモニターには、カラフルにライトアップされた各地のガンダム立像が映し出され、その様子を多くの報道陣・関係者たちが見守っていた。
この日はあいにくの雨模様だったが、イベント本番ではほぼ雨もやみ、市ノ瀬も「ガンダムパワーですね」とニッコリ。4都市をリンクさせたイベントについて、「ものすごく壮大な企画」とワクワクした様子を見せると、「すばらしい機会を得ることができて光栄です。ライトアップが本当にきれいですよね。実際に見られて良かったです」と感激の表情を見せた。
一方のLynnは「ライトアップの前にアニメーションが映し出されて、そこには歴代ガンダムの主人公たちが出てきて。胸熱でした。そんなところにこのスペシャルな、4会場が同時につながった様子を見て、鳥肌がたちました。本当にきれいで、すばらしかったです」と興奮した様子で続けた。
「水星の魔女」で市ノ瀬は、主人公機ガンダム・エアリアルに搭乗するスレッタの声を担当。Lynnは、作品の舞台となるアスティカシア高等専門学園の経営戦略科2年で、学園理事長デリング・レンブランの一人娘でもある、ミオリネ・レンブランの声を担当する。誕生日にオーディションの合格通知を受けたというLynnは「最高の誕生日プレゼント。同時に作品の長い歴史や重責みたいなものも感じていて。これから放送されるのが楽しみで、ワクワクしています」と振り返った。
この日は「水星の魔女」の前日譚となる「PROLOGUE」を一足先に上映。その完成度に「壮大すぎて、何度も鳥肌がたちました」と切り出した市ノ瀬は、「わたしはお家で何度も見たんですけど、そのたびに涙してしまいました」と語るほどに感激した様子。
そして10月の本編放送に向けて「ガンダムは日本のアニメ業界を、文化を作ってきた作品のひとつだと思うので。そんな作品にたずさわれるのが光栄ですし、歴代ガンダムに関わってきた先輩のバトンを受け取ったと思って、しっかりと主人公を演じられたら。まだ気が早いですが、これから先につながるガンダムがあると思うので、そこにバトンを渡せるように頑張りたい。放送はまだ先ですが、楽しみに待っていてください」とファンに向けてメッセージを送っていた。(取材・文:壬生智裕)
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」はMBS / TBS系にて10月放送予定(毎週日曜午後5時~)