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R18+ホラー『女神の継承』がヒット!『呪詛』と比較する声も

漫画家・桂正和が描いたヒロイン・ミンのイラスト
漫画家・桂正和が描いたヒロイン・ミンのイラスト

 『チェイサー』(2008)、『哭声/コクソン』(2016)などの韓国の鬼才ナ・ホンジンが原案・プロデュースしたR18+ホラー『女神の継承』(公開中)が、7月30日・31日の興行通信社発表のミニシアターランキングで1位となった。シネマート新宿での3日間の成績は、観客動員1,101人、興行収入1,70万1,340円。全国30館での累計は動員6,975人、興収1,041万820円のヒットスタートを切った。

【画像】恐ろしすぎる憑依シーン

 本作は、『哭声/コクソン』の続編としてファン・ジョンミンが怪演した祈祷師イルグァンの物語をナ・ホンジンが思いついたことから、企画がスタート。タイ東北部イサーン地方を舞台に、祈祷師一族の後継者を襲う不可解な現象の数々が描かれる。若く美しい女性ミンが、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返すようになり、途方に暮れた母親は祈祷師である妹のニムに助けを求める。ニムはミンを救うために祈祷を行うが、彼女に取り憑いている何者かの正体は、ニムの想像をはるかに超える存在だった。

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 先ごろ監督のバンジョン・ピサヤタナクーン、キャストのサワニー・ウトーンマナリルヤ・グルモンコルペチら3人が緊急来日し、7月29日にはシネマート新宿で、翌30日には、シネマート心斎橋でそれぞれ舞台挨拶を実施。いずれも、ホラーファンや20~30代の男女を中心に満席となり、上映後に実施したサイン会では長蛇の列が出来るほどの盛況ぶり。土日は舞台挨拶回以外でも新宿、心斎橋、池袋、吉祥寺などで満席が続出した。

 ネット上ではNetflixで配信中の台湾映画『呪詛』を引き合いに出す声も見られ、映画・ドラマ・アニメのレビューサイト、Filmarks発表の「初日満足度ランキング」では3位にランクイン。レビューポイントは3.9をマークしている(5つ星満点中)。

 なお「ウイングマン」「電影少女」「I"s」などの漫画家・桂正和が描いたヒロイン・ミンも公開。このイラストは、入場者プレゼント(ポストカード)として8月5日より一部上映劇場で配布される。(編集部・石井百合子)

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