DCドラマ「THE FLASH／フラッシュ」シーズン9で終了
人気DCドラマ「THE FLASH／フラッシュ」が、シーズン9をもって終了することが決定した。現地時間1日、米CW局が発表した。
2014年に放送が始まった「THE FLASH／フラッシュ」は、超高速で移動するヒーロー・フラッシュとして戦う主人公バリー・アレン（グラント・ガスティン）の物語。「ARROW／アロー」をはじめとするDCドラマが属する作品群“アローバース”では、最長シリーズとなっている。
主演のグラントは今年1月、新シーズン15話分に出演する条件で、CWとの契約を1年だけ更新している。最終シーズンは全13話構成となり、2023年に全米放送予定。Varietyによると、撮影は9月からスタートするという。
製作総指揮のエリック・ウォレスは「シーズン9です！ みなさんを温かくてユーモアのある、スペクタクルな旅に誘いながら、9年かけて（ドラマの舞台）セントラルシティーを守ってきました。バリー・アレンは今、最終レースのスタート地点に到達しています」と声明を発表。「才能あるたくさんの人が時間と愛を捧げながら、毎週この作品を届けてきました。視聴者に忘れられない体験を提供する『THE FLASH／フラッシュ』を何年も支えてきた素晴らしいキャスト、脚本家、プロデューサー、クルーに感謝します」とコメントしている。
CWは今年4月、同じくDCドラマ「レジェンド・オブ・トゥモロー」「バットウーマン」の打ち切りを発表。「THE FLASH／フラッシュ」の終了によって、アローバースは一つの区切りを迎えることになる。（編集部・倉本拓弥）