朝ドラ「舞いあがれ!」さだまさしが語りに決定
2022年度後期(10月3日)に放送が開始されるNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の語り(ナレーション)をさだまさしが担当することが発表された。
連続テレビ小説の第107作となる本作は、引っ込み思案のヒロイン・岩倉舞が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生を描く。ヒロインを福原遥が演じるほか、横山裕、高橋克典、永作博美、赤楚衛二、山下美月、目黒蓮(Snow Man)、高杉真宙らが出演する。
発表に際し、さだは「僕の故郷、長崎の五島列島がこの度の朝ドラ『舞いあがれ!』の主人公・舞ちゃんの大切な“お婆ちゃんの故郷”なのです。僕も五島が大好きです。故郷がご縁となってつなげていただいたこのドラマ。一人の少女が夢に向かって“舞いあがる”姿を見守り、支えるように、毎朝精いっぱい応援しようと思います」とコメントを寄せた。
制作統括の熊野律時は「ヒロイン・舞の物語を、優しい声とユーモラスな語り口で包み込んでくれるのは、誰だろうと考えたときに浮かんできたのが、さだまさしさんでした。長崎出身で五島の歌も作曲されていて、ばらもん凧もご存じとのことで、これ以上ピッタリの方はいないと思い、語りをお願いすることにしました」と起用理由を明かした。(今井優)