『ジョーカー』続編、2024年10月4日全米公開 舞台はアーカム・アサイラムへ
DC映画『ジョーカー』(2019)の続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(原題) / Joker: Folie a Deux』の全米公開日が2024年10月4日に決定した。現地時間3日、米ワーナー・ブラザースが発表した。Deadlineによると、撮影は今年12月から始まるという。
【画像】狂気…24キロの減量を敢行したジョーカー役のホアキン
バットマンの宿敵として知られる狂気のカリスマ・ジョーカーへと変貌していく、一人の大道芸人の人生を描いた前作。R指定映画で初めて世界興行収入10億ドル(約1,350億円・1ドル135円計算)を突破し、第92回アカデミー賞では主演男優賞(ホアキン・フェニックス)と作曲賞を受賞するなど、批評家からも高い評価を得た。
ミュージカルになると言われている続編は、ホアキンがジョーカーを再演、脚本を執筆したトッド・フィリップスが監督を続投する見込みで、新たにレディー・ガガがジョーカーの恋人ハーレイ・クイン役として出演交渉に入ったと、今年6月に The Hollywood Reporter などが報じていた。続編のタイトル「Folie a Deux」(フランス語でふたり狂い)は、一人の妄想がもう一人に感染し、複数人で同じ妄想を共有する精神障害を表す言葉で、新たに The Wrap の情報筋は、続編の舞台がアーカム・アサイラム(「バットマン」に登場する悪役が収容される精神病院)になると伝えている。(編集部・倉本拓弥)