『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』全米首位デビューの快挙!
全米ボックスオフィス考
先週末(8月19日~8月21日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が興行収入2,010万ドル(約27億円)と予想を上回る大ヒットとなり、首位デビューの快挙を達成した。日本映画の全米首位デビューは、ポケモン映画シリーズ第1作『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』以来、実に23年ぶりとなる。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル135円計算)
【画像】全米首位デビューの『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』
「ドラゴンボール超」は、2015年にスタートした原作者・鳥山明原案による新シリーズ。全米では2019年に公開された前作『ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー』のオープニング興収は981万6,197ドル(約13億円)で、本作ではその2倍以上を稼ぎ出すなど大きく飛躍した。特筆すべきは、興収の約40%がIMAXをはじめとしたプレミアム・ラージ・フォーマット劇場での稼ぎであり、アメリカの「ドラゴンボール」ファンがよりよい鑑賞環境を求めた点だろう。
モンスターライオンとのサバイバルを描いたイドリス・エルバ主演作『ビースト』は興収1,157万5,855ドル(約16億円)で2位デビュー。公開13週目の『トップガン マーヴェリック』の累計興収は6億8,343万8,969ドル(約923億円)となり、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)を抜いて全米興収ランキング歴代6位になっている。(編集部・市川遥)
8月19日~8月21日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』
2(初)『ビースト』
3(1)『ブレット・トレイン』
4(2)『トップガン マーヴェリック』
5(3)『DC がんばれ!スーパーペット』
6(4)『ソー:ラブ&サンダー』
7(6)『ミニオンズ フィーバー』
8(5)『NOPE/ノープ』
9(7)『ウェア・ザ・クロウダッズ・シング(原題) / Where the Crawdads Sing』
10(8)『ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ(原題) / Bodies Bodies Bodies』