マーベル監督も絶賛!『バーフバリ』監督最新作『RRR』ド迫力の場面写真公開
日本でもロングランヒットとなったインド映画『バーフバリ』シリーズのS・S・ラージャマウリ監督の最新作『RRR』(アールアールアール)から、どんなシーンなのか想像もつかない、2人の主人公を捉えたド迫力の場面写真が公開された。インドでも空前のヒットを記録したという本作は、名だたるマーベル映画の監督たちからも絶賛の声が寄せられたという。
英国植民地時代のインドを舞台に、2人の男の友情と戦いを描く本作。英国軍に捕らわれた村の少女を救い出す使命を帯びた“野性を秘めた男”ビーム(N・T・R・ラオ・ジュニア/通称NTR.Jr)と、英国の警察官で“内なる怒りを燃やす男”ラーマ(ラーム・チャラン)。本来は敵同士である2人は、互いの素性を知らぬまま出会い、唯一無二の親友となっていく。激動のインドで、2人が選ぶのは友情か使命か。家族、誇り、そして一国の未来をも背負った2人の壮絶な戦いが幕を開ける。
『バーフバリ』で前代未聞のスペクタクルシーンを生み出したラージャマウリ監督だけに、本作もぶっ飛び具合が大変なことになっている。場面写真には、燃え盛る海の上で互いの手を取り合うビームとラーマの姿から、馬とバイクで荒野を並走する2人、そして、インド伝統の祭り「ジャンマシュタミ」でまるで子供のように楽しげに舞い踊る姿まで、2人の出会いと共闘、絆を感じさせる姿が。映画の内容はうかがい知れないが、タイトルの『RRR』が意味する、Rise(蜂起)、Roar(咆哮)、Revolt(反乱)を象徴しているかのようなカットだ。
本作の評判は北米のクリエイターにも広がっており、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガンや『ドクター・ストレンジ』のスコット・デリクソンといったマーベル映画の監督がTwitterで同作を絶賛。『アベンジャーズ/エンドゲーム』を手掛けたルッソ兄弟のジョー・ルッソも「『RRR』のアクションは誰しもがすごい! と熱狂できる。物語の中心にあるのは深く重厚な友情の物語。言葉の壁を越え、世界中の人が共感できる作品だ」とコメントしており、驚天動地のアクションだけでなく、感動の友情物語としても注目の一本となっている。(編集部・入倉功一)
映画『RRR』は10月21日より全国公開