相葉雅紀、主演ホラー映画で父親の気持ちを実感 ジャニーズJr.上原剣心との父子役振り返る
相葉雅紀が31日、都内で行われた主演映画『“それ”がいる森』の完成報告イベントに登壇。本作で映画初出演だったジャニーズJr.の上原剣心(Go!Go!kids)との共演を振り返った。
相葉雅紀、下積み時代の心霊体験を語る!イベントの様子【写真】
本作は、不可解な現象が多発する森を舞台に、得体の知れない存在に遭遇する人々の恐怖を描くホラー。壇上には相葉と上原のほか、共演の松本穂香、眞島秀和、本作のメガホンを取った中田秀夫監督も登壇した。
相葉は登壇すると「中田監督の作品に出れて光栄」と中田作品への参加を喜ぶ。「ホラー映画に出演したからといって、演じる上で、そこまで大きく変わるわけではなかったですけど、(劇中の)“それ”との遭遇のリアクションに対しては中田監督から何度か指導があって、それがとても新鮮でした」と監督との撮影を振り返る。
作品に対しても「純粋なJホラーとも少し違っていたんですけど、でも、しっかりドキドキハラハラさせてくれる。加えて家族のドラマもきちんと描かれていて見応えがある作品だと思いました」とその完成度に満足げ。ジャニーズJr.の上原とは3年ぶりに再会した親子の関係という設定で共演したが、相葉は「完成したものを見たら、(上原と)顔が似てきたなって思ったりもしました」と親子役に手応えを感じたという。
さらに、撮影中に上原が誕生日を迎えたことも紹介した相葉。「剣心くんは撮影中にお誕生日だったんですけど、プレゼントに何を買ってあげようかなって思っている時に、お父さんってこういう気持ちなんだろうなって思ったりしました」と話す。上原は「虎の絵が描いてあるリュックをもらいました」とそのプレゼントの内容を嬉しそうに明かしたが、相葉はこれに照れ臭そうな表情。「男の子の一面もあるので、似合うんじゃないかなって思って」とリュックを選択した理由を明かした。
上原は映画初出演の感想を聞かれると、「最初は不安だったんですけど、相葉さんに親切にしてもらって気軽に演じることができました」と述べ、相場との共演についても「プライベートでも演技の中でも、優しくしてくれて、優しいお父さんという感じでした」と感想を述べる。
最後に「人生で怖かった経験」について問われると、相葉は「嵐の最初の頃、あまり仕事がなくて、心霊現場への検証に行くという仕事ばかりやっていた時期があったんです」と嵐時代を回顧。「その時は怖かったです。その場に本当に一人で取り残されたりするんです。意識が飛びそうでした。バタンって急にドアがしまったりしたんです」と紹介。「嵐もそんな時代があったんですね」と司会者から声をかけられると、「意外と下積み長いんで」と話して笑顔を見せていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『“それ”がいる森』は9月30日より全国公開