イニャリトゥ監督の新作、Netflixで12.16配信 『レヴェナント』以来の長編映画
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の新作となるNetflix映画『バルド、偽りの記録と一握りの真実』が、12月16日より配信されることが決定した。あわせて日本版キービジュアルも公開された。
本作は、これまで『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)と『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)でアカデミー賞監督賞にも輝いたイニャリトゥ監督による自叙伝的なノスタルジック・コメディー。長編映画としては『レヴェナント:蘇えりし者』以来となる。
物語の主人公はロサンゼルスから故郷に戻ったメキシコの著名なジャーナリスト兼ドキュメンタリー映画製作者の主人公シルベリオ・ガマ。自らの内面や家族との関係、そして自分の愚かすぎる“ある過去”などの問題と向き合いながら、生きる意味を見つけていく。主人公をダニエル・ヒメネス・カチョが演じる。
ストーリーの全貌は未だ謎に満ちているが、メキシコにあるイニャリトゥ監督の故郷で撮影が行われるなど、自伝的要素が強いとされており、数々の映画賞を受賞してきたイニャリトゥ監督の集大成的な作品になることも期待される。(編集部・大内啓輔)