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水川あさみ、監督デビュー作に窪田正孝を起用した理由「何でも言える人がいた」

水川あさみ監督と池田エライザ監督
水川あさみ監督と池田エライザ監督

 女優の水川あさみが2日、新宿バルト9で行われた、初監督作品をおさめたオムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season4』の初日舞台あいさつに登壇し、主演に夫である窪田正孝を起用した理由を明かした。舞台あいさつには、池田エライザ監督、齊藤工監督、藤井道人監督、GAZEBO監督、福永壮志監督、真壁勇樹監督、村上リ子監督も出席した。

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 本作は、年齢や性別問わず、メジャーとインディーズの垣根を越えて選出された人気&注目の監督陣が、決められたルールのなか短編映画を製作し上映する『MIRRORLIAR FILMS』プロジェクトの第4弾。水川は、繰り返す日々の中、些細なきっかけで変わっていく男の姿を描く短編『おとこのことを』のメガホンを取った。

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 本企画への参加について水川は「10年来の友達である山田孝之から軽い気持ちで声を掛けてもらったんです」ときっかけを明かすと「まさか自分が監督をするなんて1ミリも思っていなかったので、できるのかなと不安だったのですが、プロジェクトの話を聞き、賛同する部分が多かったのでやってみようと思いました」と理由を説明する。

 主演に窪田を起用したことについては「あて書きするような余裕はなく、ある程度脚本ができて、男一人が出てくる話になったとき、初めて監督をするので、わたしがやりたい意図をくみ取ってくれて演出しやすい人は誰だろうと考えたんです」と明かすと「家に帰ったら窪田くんがいて『何でも言える人がいた』と思ってお願いしたら『面白そうだね』と快く受けてくれたんです」と語っていた。

 水川は、初の監督業に「自分が役者のとき、たまに監督の言っていることがわからないことがあったので、どうやって言えば伝わるのだろうという不安があった」と胸の内を明かすと「(窪田が)いろいろ(お芝居のパターンを)見せてくれて、こちらの意図を汲み取ってくれました」と感謝を述べていた。

 さらに水川が、監督としての先輩である齊藤や池田に、俳優が役者を演出する際、自分で演じてみせるのかを問うと、齊藤は「自分ができないことをしてくださるので、一切僕はやりません」と明かし、池田は「快適な環境と美しいご飯が一番」と環境面の大切さを強調していた。

 「初監督でとても貴重な経験をさせてもらいました」と語った水川は「演じることとはまったく違う視点で現場に入ることができて、知らなかったことを知ることができた。とても有意義な時間でした」と充実した日々だったことを明かしていた。(磯部正和)

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