『アントマン』新作、アベンジャーズ第5弾に直結!征服者カーン登場の本編映像がD23で公開
現地時間10日、映画『アントマン』シリーズ最新作『アントマン・アンド・ザ・ワスプ:クワントゥマニア(原題) / Ant-Man and The Wasp: Quantumania』の本編映像が、米アナハイムで開催中の「D23 Expo 2022」で限定公開された。会場には、主演のポール・ラッド、ワスプ/ホープ役のエヴァンジェリン・リリー、本作のヴィラン・征服者カーン役のジョナサン・メジャースも駆けつけた。
バツイチで元泥棒の主人公スコット・ラングが、体の大きさを変化させるヒーロー・アントマンとして活躍する姿を描く同シリーズ。最新作では、あらゆる時代や場所に移動できる能力を持つ征服者カーンが登場。カーンは『アベンジャーズ』シリーズ第5弾『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題) / Avengers: The Kang Dynasty』(2025年5月2日全米公開)での登場も示唆されており、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは「『アントマン』新作は次の『アベンジャーズ』に直結する」と会場で明言した。
映像は、スコットとホープ、成長したスコットの娘キャシー(キャスリン・ニュートン)のドライブシーンからスタート。執筆本が売れて著名人となったスコットと、問題を起こしてスコットたちを悩ませるキャシーの対照的な生活が映し出された。
後半は一転して、量子世界をさまようスコットたちの姿が。映像のラストでは、ジョナサンふんするカーンがスコットの前に登場。協力を拒んだスコットをすさまじい力で壁に叩きつけるなど、一筋縄ではいかないヴィランであることが予想される。
映像にはその他、ドラマ「ワンダヴィジョン」に続いて登場するジミー・ウー捜査官(ランドール・パーク)や、ビル・マーレイ扮する新キャラクター、巨大な頭部が象徴的な悪役モードックの姿も収録されていた。映画は2023年2月17日全米公開。(取材・文:編集部・倉本拓弥)