新キャストはどう活躍?『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』キャラ一挙紹介の特別映像が公開
ゴールデン・グローブ賞やエミー賞など数々の賞に輝いたテレビドラマシリーズの映画版第2弾『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』(9月30日公開)より、キャラクターを一挙に紹介する特別映像が公開された。
キャラクターに注目!『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』特別映像【動画】
20世紀初頭のイギリスの大邸宅に暮らす貴族一家と使用人たちの生活を描く「ダウントン・アビー」シリーズ。2015年のシーズン6までの全52エピソードをもって幕を閉じ、2019年に劇場版として復活を遂げた。今作では、1928年、ダウントンで映画撮影が行われるなか、先代伯爵夫人の予期せぬ相続話をめぐって騒動が巻き起こる様子が描かれる。監督は『黄金のアデーレ 名画の帰還』などのサイモン・カーティス。
今回公開されたのは、最新作に登場するレギュラーキャラクターと新キャラクターを紹介した特別映像。シリーズの撮影ロケ地である英国ハイクレア城から登場人物にフォーカスし、キャストやスタッフのインタビューとメイキング映像を交えながら、新作の見どころを解説する内容となっている。
前作では、クローリー家の亡き三女シビルの元夫トムがルーシーと恋に落ち、二人のダンスシーンで幕を閉じましたが、新作は二人の幸せな結婚式が開催される様子が冒頭に描かれる。。続いて、先代伯爵夫人のバイオレットが知らずのうちに南フランスの別荘を相続していたことが発覚し、その理由を探るために当主ロバートと妻コーラは南フランスへ旅立つことに。コーラ役のエリザベス・マクガヴァンの「コーラにも隠し事がある」という匂わせもあり、期待を高める。
一方、「渡仏できなかったけど恨んでない」と笑いながらコメントするのは長女メアリーを演じたミシェル・ドッカリー。バイオレットやメアリーたちはダウントンに残り、クローリー邸に突如飛び込んできたハリウッドの映画撮影の依頼を引き受け、無事に撮影が進行するように邸宅を仕切る。外からやってきた人々とのトラブルに苦労するメアリーだが、バイオレットからの助言を受けながら本領を発揮。ミシェルは「映画監督のジャックと恋の予感もある」とも明かし、新たな葛藤と出会いに揺さぶられるメアリーから目を離せない。
新たなキャストとして、ハリウッド映画を撮影する監督ジャック役でヒュー・ダンシー、ハリウッドスターのガイ役でドミニク・ウェスト、映画のヒロインのマーナ役でローラ・ハドックが登場。エリザベスは「屋敷を“侵略”するハリウッドの俳優陣は新しい時代の象徴」とダウントンの新時代の幕開けが描かれる本作において、彼らが重要なキャラクターであることが言及されている。
そのほか、バイオレットの秘密が隠されている南フランスの別荘で出会う先代モンミライユ侯爵未亡人役としてナタリー・バイ、モンミライユ侯爵役としてジョナサン・ザッカイも出演。5人の新キャラクターたちが加入し、ハリウッド映画撮影の一行と、南フランスの別荘のモンミライユ一族の登場がダウントンにどのような影響を与えるのか、大きな見どころとなる。(編集部・大内啓輔)