期待以上！ヒモ男役・菊池風磨の演技を絶賛『もっと超越した所へ。』P語る
公開中の映画『もっと超越した所へ。』に出演している菊池風磨（Sexy Zone）の起用理由と魅力について、近藤多聞プロデューサーが語った。
本作は、劇団「月刊 根本宗子」で上演された舞台を、劇作家・根本宗子自ら脚本を担当し、大胆なアレンジで映画化したもの。クズ男を引き寄せてしまう4人の女性の恋愛模様と、彼女たちの意地とパワーが引き起こすミラクルを痛快に描く。
菊池が演じるのは、ライブ映像などを配信するストリーマーの怜人。真知子（前田敦子）の彼氏で、甘え上手で束縛好き、弱さをみせるクズ男という役どころだ。劇中では、ふとした時にやさしさを見せ、真知子が惹かれてしまうのも納得のヒモ男っぷりを発揮する。
怜人役の菊池が映画に出演するのは、『劇場版 仮面ティーチャー』（2014）以来、約8年ぶり。近年はバラエティーで体を張る姿が話題となり、1月期のドラマ「ファイトソング」ではヒロインに片思いをする夏川慎吾を好演するなど多方面で活躍する。
そんな菊池の起用理由について近藤プロデューサーは、「菊池風磨さんは、バラエティー番組でお見かけする姿から、情けなくも可愛らしい怜人にピッタリなのではないかという予感があったのと、前田さん演ずる真知子とのやり取りが面白く見えそうだなと思いオファーさせていただきました」と明かす。
いざ撮影が始まると、近藤プロデューサーは「こちらの期待以上に面白くてチャーミングな怜人を体現してくれました」と菊地の演技に魅了された様子。そして、「どうしようもないヒモ男を振り切って演じてくださったおかげで、怜人の出るシーンはずっと笑って見られました」と絶賛していた。（編集部・梅山富美子）