『ハリー・ポッター』ハグリッド役、ロビー・コルトレーンさん死去
映画『ハリー・ポッター』シリーズでハグリッドを演じたロビー・コルトレーンさんが現地時間14日、スコットランドの自宅近くの病院で亡くなった。72歳だった。ロビーさんの代理人が発表した。
【画像】20周年でキャストが再会した同窓会番組「リターン・トゥ・ホグワーツ」
ロビーさんは1950年03月30日、スコットランド・グラスゴー生まれ。1993年から2006年にかけて放送されたドラマ「心理探偵フィッツ」では酒飲みでギャンブルに目がない心理学者フィッツを熱演し、英国アカデミー賞(テレビ部門)など複数の賞を受賞。映画『007』シリーズ第17作『007/ゴールデンアイ』と第19作『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』では、元KGBのヴァレンティン・ドミトロヴィッチ・ズコフスキーを演じた。
中でも、世界中から愛されたキャラクターとして挙げられるのが、『ハリー・ポッター』シリーズに登場する、ホグワーツの森の番人ルビウス・ハグリッド。シリーズ1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)から、完結編『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011)まで10年に渡って同役を務めた。また、ロビーさんは今年配信された同窓会番組「ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ」にも出演していた。
原作者J・K・ローリングは、「ロビーのような人とは今後知り合うことはできないでしょう。彼は素晴らしい才能を持っている唯一無二の存在。彼と出会えて、仕事ができて、笑い合えたこと、とても光栄に思います。彼の家族、子供たちに心からお悔やみ申し上げます」と自身のTwitterでコメントを発表している。(編集部・倉本拓弥)