結木滉星、月9で初の父親役 吉沢亮主演「PICU」第3話に登場
俳優の結木滉星が、吉沢亮主演の月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」の第3話(24日よる9時~・フジテレビ系)にゲスト出演することが明らかになった。本作が月9初出演となる結木は、自身初の父親役に挑む。
タイトルにある「PICU」は Pediatric Intensive Care Unit(小児専門集中治療室)の略称。広大な北海道を舞台に、駆け出しの小児科医・志子田武四郎(吉沢)が、どんな子供でも受け入れられるPICUを作るため、1秒でも早く搬送できる医療用ジェット機の運用を実現するため、先輩医師と共に奔走する。
特撮ドラマ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(2018)の主演でブレイクし、「SUPER RICH」(2021)や「テッパチ!」(2022)といったフジテレビの連続ドラマにも出演した結木。本作で演じるのは、トラックにはねられ重症を負った7歳の少年の父親・杉本亮平。28歳にして3人の子を持つ亮平は、新生児と2歳の子の世話に追われ、長男にかまえない日々を送っていた。事故の知らせを受け、病院に駆け込んできた亮平は動揺を隠せない様子で、「先生、助けてやってください」と武四郎に懇願。予断を許さない状況で、武四郎たちは懸命の治療に当たるが、亮平は自分をひどく責め「俺のせいで」と泣き崩れる……。
台本を読んだ結木は「親子愛ってこんなにもすてきで、想像していたより何倍も深いものなんだなと感じました。子供ってこんなにも親のことを見ているんだなと考えさせられました。僕自身、初めての父親役として命の尊さを役を通して伝えられたらいいなと思っています」とコメントしており、役づくりとして、両親から自分が産まれた時のこと、当時のことを細かく聞いたという。「今現在、親という立場の方、そしてこれから親になる方は特に考えさせられるドラマになっていると思います。子供にとって何が一番幸せでどの選択が最善なのか、不器用ではあるけど誰よりも愛のある父親を精いっぱい演じていきたいと思っています。是非、初の父親役をたくさんの方に見ていただきたいです」と視聴者に呼びかけた。(編集部・倉本拓弥)