ザ・ドリフターズ仲本工事さん死去 急性硬膜下血腫のため
ザ・ドリフターズのメンバーでタレントの仲本工事(本名:仲本興喜) さんが19日、急性硬膜下血腫のため亡くなった。81歳だった。所属事務所が発表した。
【画像】仲本さんが2018年に出演した映画『寝ても覚めても』
仲本さんは18日、交通事故に遭い、神奈川県内の病院で治療を受けていた。所属事務所は「弊社所属タレント仲本工事が、令和4年10月19日22時22分、急性硬膜下血腫のため、満81歳で死去いたしました。ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでお知らせ申し上げます」と公式サイトで報告。葬儀等の対応については「ご親族を含めた関係各所と協議した上で後日ご報告をいたします」としている。
1941年7月5日東京都生まれの仲本さんは、ザ・ドリフターズでギターとボーカルを担当。国民的コント番組「8時だョ!全員集合」では、持ち前の身体能力を生かした「体操コント」などを披露。バラエティー番組「ドリフ大爆笑」では、いかりや長介さん、高木ブーさんとの名物コント「雷様」などで人気を博した。
また、俳優として多数の映画・ドラマで存在感を発揮し、近年も映画『寝ても覚めても』(2018)やドラマ「テセウスの船」(2020)などに出演。2020年にはYouTubeチャンネル「仲本工事の ありがと~ね~ チャンネル」を開設し、活動の幅を広げていた。(編集部・倉本拓弥)