二宮和也「映画人の一人として」東京国際映画祭の開幕に喜び!
第35回東京国際映画祭
映画『ラーゲリより愛を込めて』(12月9日公開)で主演を務めた二宮和也が24日、東京・日比谷で行われた第35回東京国際映画祭のレッドカーペットに登場。本作がオープニング作品として同映画祭を飾ることへの思いを明かした。
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レッドカーペットの最後に登場した二宮と、本作でメガホンをとった瀬々敬久監督。二宮は「我々の『ラーゲリより愛を込めて』をオープニング作品に選んでいただき、本当にありがとうございます。光栄に思っております。僕らも映画人の一人として、この東京国際映画祭が始まるのを楽しみにしておりますし、いろいろな作品との出会いがあると思います。楽しんでいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします」と呼びかけた。
本作は、「男たちの大和」などで知られる辺見じゅんのノンフィクション「収容所から来た遺書」をもとに、第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)で死と隣り合わせの日々を過ごしながらも、希望を胸に懸命に生きた男の壮絶な半生を描く物語。二宮が生きることへの希望を捨てず、仲間たちを励まし続けた山本幡男にふんした。
同映画祭では、オープング作品として二宮が主演する『ラーゲリより愛を込めて』が上映されるのを皮切りに、主要9部門では昨年の86本から増加して111本の作品が上映されていく。(編集部・大内啓輔)