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眞栄田郷敦「配給会社も決まっていないけど…」 初主演映画を世界にアピール

第35回東京国際映画祭

眞栄田郷敦
眞栄田郷敦

 俳優の眞栄田郷敦が24日に開幕した第35回東京国際映画祭のレッドカーペットイベントに登場。「Nippon Cinema Now」に出品される映画『彼方の閃光』で主演を務める眞栄田は「僕にとって映画初主演の作品。このメンバーの間に立たせてもらっていることが光栄です」と熱い胸の内を吐露した。カーペットには池内博之尚玄加藤雅也Awich(エイウィッチ)、半野喜弘監督も参加した。

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 『彼方の閃光』は、生まれて間もなく視力を失った10歳の少年・光が、手術をすれば視力を得られる可能性があるという母の説得により、手術を受けることになったのだが……という物語。

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 半野監督自身の原案による本作は、作品世界に共感したスタッフ、俳優陣の情熱により映画化が実現したという。晴れの舞台に登場した眞栄田は「僕にとって映画初主演作になります」とやや緊張気味に語り出すと、周囲を見渡し「このメンバーの間に立たせてもらえることが光栄です」笑顔。

 続けて眞栄田は「監督を筆頭にやりたいことにこだわってやった作品です」と前を向くと「まだ配給会社も決まっていないのですが、世界中の人に見てほしい。今日をきっかけに何かが動き出せばうれしいです」と本映画祭を機に、作品が多くの人に届くことを期待していた。

 今年の映画祭は、オープニング作品として二宮和也主演の『ラーゲリより愛を込めて』が上映されるほか、映画祭メインとなるコンペティション部門には世界107の国と地域から応募のあった1,695本のなかから15本の映画が選出され、舞台演出家で映画監督のジュリー・テイモア審査委員長をはじめとする審査員によって東京グランプリ/東京都知事賞など各賞が選ばれる。(磯部正和)

 「第35回東京国際映画祭」は10月24日~11月2日まで日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催

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