乃木坂46・久保史緒里、映画初主演で幽霊役に挑戦も「幽霊は本当に苦手」
久保史緒里(乃木坂46)が1日、都内で行われた映画『左様なら今晩は』の完成披露上映会に登壇。久保は初の主演映画となった本作で幽霊にふんしているが、自身は「幽霊系は本当に苦手。できることなら出てきてほしくない」とぶっちゃけた。この日の舞台あいさつには久保とともに共演者の萩原利久、本作のメガホンを取った高橋名月監督も姿を見せた。
【動画】乃木坂46・久保史緒里が映画初主演『左様なら今晩は』予告
本作は、山本中学の人気コミックを実写映画化したハートフルラブコメディー。幽霊の愛助(久保)と平凡なサラリーマンの陽平(萩原)の奇妙な共同生活が描かれる。
久保は映画初出演にして初主演となった本作について「映画というものに興味があったのですが、なかなかそういう機会もないなかで『主演でやるよ』と言われて。それが幽霊役。どんな役になるんだろうと思っていました」と感想を述べる。
そして、脚本を読むと「客観的に見て愛らしい幽霊」だと感じたという久保。俄然やる気が出たそうで、演じるにあたってはこだわりを持って挑んだ。「普段アイドルをやっているのですが、あえてアイドルらしいじゃないですけど、女の子らしい感じを出そうと思いませんでした。それが結果どうだったかはわからないですけど、幽霊ではないけど人間らしい会話ができればって思って演じていました」と話す。
また、愛助は幽霊であることに加えて、備後弁を話すという役どころ。久保は「方言指導の先生につきっきりになってもらってご指導いただきました」と備後弁の難しさを口にする。萩原は「すごかったですよね。僕は方言が苦手。たまにちらっとイントネーション違いが出て指導が入っても、(久保は)すぐに修正できちゃうのですごいなって思っていました」と久保の演技を絶賛する。
終盤は映画にちなんだトークも展開。「幽霊との理想の共同生活」というお題があがると、久保は「幽霊系は本当に苦手。できることなら出てきてほしくない」と強調。「この映画も私が出てくるシーンは割とホラー調。自分で完成したものを見たときも怖かったです」と述べるも、幽霊との生活に対しては「一人でご飯を作って、一人でご飯を食べるのは寂しい。誰かを相手にご飯を作りたいじゃないですか。だから幽霊を相手にご飯を作りたいです」と愛のある願望を話して周囲を和ませていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『左様なら今晩は』は11月11日より全国公開