「ウォーキング・デッド」完結話、ものすごく悲しい瞬間あり…ノーマン・リーダスが予告
海外ドラマ「ウォーキング・デッド」のノーマン・リーダス(ダリル役)らキャストと製作陣が、現地時間20日に全米放送されるシリーズ完結話(シーズン11第24話)について Entertainment Weekly に語った。(以下、シーズン11第23話のネタバレを含みます)
2010年に放送がスタートした「ウォーキング・デッド」は、ウォーカーと呼ばれるゾンビの出現で終末世界と化したアメリカを舞台に、人間たちのサバイバルを描いてきた人気シリーズ。最終話直前のシーズン11第23話「ファミリー」では、リックの娘ジュディスが、コモンウェルスの知事パメラ・ミルトンの銃撃によって負傷し、ダリルら生存者グループはコモンウェルスに侵入したウォーカーの大群に囲まれてしまった。
完結話について、ノーマンは「ものすごく悲しい瞬間があります」と予告。「いくつかのシーンでは『よっしゃ、これがグループだぜ!』と思ったり、視聴者が『いけ!』とテレビに向かって叫ぶようなシーンも用意されています」とフィナーレらしい展開が訪れるという。「最後の8エピソード(シーズン11パート3)は、アドレナリンが出まくりでした。感動的で涙もたくさん、最終話らしく、たくさんのことが起こります。普段では予想できない面子が勇敢に戦う姿も観られます」
ノーマンと同じく、シーズン1からドラマを引っ張ってきたメリッサ・マクブライド(キャロル役)は「ファンのみなさんは最終話に感動するはずです。今も頭の中ではっきりと覚えているショットがいくつかあって、音楽も相まってとても美しくなっています」と本人にとっても印象的なシーンが完成したと明かす。「スピンオフもありますが、母船であるこのドラマをファンの人たちがどのように観るのか、とても興味があります」
また、チーフ・コンテンツ・プロデューサーのスコット・M・ギンプルは「たくさんの衝撃があります」と証言。「キャラクターに代わって、視聴者が怒りを覚えるかもしれません。張り詰めたフィナーレとなっています」と予告している。
米AMCが発表した完結話のタイトルは「Rest in Peace」(訳:安らかに眠れ)。ドラマの米公式Twitterでは、現在生き残っているキャラクター30名の顔写真リストが投稿され、「誰が最後まで生き残るか?」と予想合戦が白熱している。(編集部・倉本拓弥)
「ウォーキング・デッド」ファイナル・シーズン最終章はディズニープラスのスターで独占配信中