「ウォーキング・デッド」完結話、今後のスピンオフとの関係性は?
現地時間20日に全米放送されるドラマ「ウォーキング・デッド」完結話(シーズン11第24話)と、今後放送されるスピンオフシリーズの関係性について、ショーランナーを務めるアンジェラ・カンが Entertainment Weekly に明かした。
「ウォーキング・デッド」は本シリーズ終了後も、スピンオフ作品によってユニバースを拡張していく。現在、マギーとニーガンが主役となる「ザ・ウォーキング・デッド:デッド・シティ(原題) / The Walking Dead: Dead City」、ダリルの単独作品「ダリル・ディクソン(原題) / Daryl Dixon」、本シリーズを離れたリックとミショーンが再登場する新シリーズの3本が予定されている。
完結話について、アンジェラは「(スピンオフに関する)組み立てもありますが、どちらかと言えば、最終章を完結させるアプローチをとっています」と説明。本シリーズの物語を終わらせながら、スピンオフへの扉は開けたままにするという。「本来は決して終わらないゾンビの物語です。(本シリーズの)扉は閉じますが、他(各スピンオフ)の扉は開けたままにすることで、みなさんの想像力を掻き立てます。それが私たちが向かう方向です」
また、今後のスピンオフが必ずしも完結話後から始まる物語ではないことも強調。「スピンオフは、視聴者が思う時系列を必ずしも描くわけではありません。各作品がふさわしい物語をつづるだけ。本シリーズとスピンオフについて私たちが議論した部分です」と語っている。(編集部・倉本拓弥)
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