城定秀夫監督が「女子高生の放課後アングラーライフ」映画化!主演は十味&まるぴ
井上かえるの小説「女子高生の放課後アングラーライフ」が実写映画化され、2023年に劇場公開されることが明らかになった。監督を城定秀夫が担当し、アイドルの十味とまるぴの二人がW主演を務める。
「女子高生の放課後アングラーライフ」は、女子高校生の釣り同好会を描き、第26回スニーカー大賞で優秀賞を受賞した青春小説。イジメに遭い、人間不信となった女子高校生が、地方の漁港町への転校をきっかけに、新たな友人関係を見つけ、段々と自分を取り戻していく姿が描かれる。
主人公・追川めざしを演じる十味はグラビアアイドルやアイドルグループ#2i2の中心メンバーとして活躍。もう一人の主人公・白木須椎羅を演じるまるぴはデビューから1年ながらグラビアやドラマ出演、NHKのバスケットボール番組「熱血バスケ」の応援隊に就任するなど、マルチに存在感を発揮する。二人は今作がスクリーンデビューにして、初めての主役に挑む。十味演じるめざしは少し“陰キャ”な女子高校生、まるぴ演じる椎羅は歯切れの良い関西弁の女子高校生という役どころになる。
共演として、城定監督の『アルプススタンドのはしの方』にも出演した平井珠生、秋元康プロデュースのアイドルバンド「ザ・コインロッカーズ」のドラマーから女優業へと乗り出した森ふた葉が女子高校生役で出演し、釣りを通じて成長する4人の青春物語を作り上げる。そして主人公・めざしの母役を中山忍、父役をカトウシンスケ、地元の兄貴分を宇野祥平、椎羅の母役を西村知美がそれぞれ務める。
城定監督は、今年だけで待機作を含めて『愛なのに』『女子高生に殺されたい』『ビリーバーズ』『夜、鳥たちが啼く』(12月9日公開)と4本もの劇場公開作を手掛けた。今後もすでに『恋のいばら』(2023年1月6日)、『銀平町シネマブルース』(2023年2月10日公開)が控えている。(編集部・大内啓輔)
コメント全文
・井上かえる(原作者)
映画化のお話をいただいたときは本当に驚きました、そして嬉しかったです。自著の映画化は私の夢でしたので。どんな『アングラーライフ』が観られるのかと、すごく楽しみです。
・城定秀夫(監督)
先日撮影を無事終えました。フレッシュな女優さんたちの頑張りはすべてカメラに収めさせて頂きました。また傑作を作ってしまいました。
・十味(主演・追川めざし役)
私自身主人公めざしのように人の顔色を伺って生活した時期もあって、そんなめざしの青春の形にすごく感情を動かされて……私の全部を使って伝えたい! って思いました!
初映画初主演、まだまだ未熟な私ですが、監督はじめ沢山の方に支えて頂いて出来る大切な作品です。観てくれる皆さんにもめざしの心情だったり、アングラー女子会の友情を伝えられたら嬉しいです。
映画ぜひ見てくださいね!
まるぴ(主演・白木須椎羅 役)
椎羅は明るくて良くも悪くも真っ直ぐな所など似ている部分が多くありました。それゆえに、まるぴではなく『椎羅らしく』、私とは異なる部分を表現するのがとても苦労しました。監督やキャスト、スタッフの皆さんの支えもあり、自分の中では全てを出し切って白木須椎羅になれたと思ってます!
椎羅を愛してもらえたら嬉しいです!
そして関西弁にも苦戦しました……。
是非、そんな椎羅に注目して、劇場でご覧ください!
「なあなあみんな、一緒に釣りせぇへん?」
・平井珠生(間詰明里 役)
城定監督の作品には、『アルプススタンドのはしの方』以来の出演になります! 本当に嬉しい……!
「放課後アングラーライフ」は、高校生の女の子4人が釣りを通して友情を育んでいく物語なのですが、人生初の釣りもすごく楽しくて、役柄も私にとって新たな挑戦があったキャラクターなので、いろんなことを考えながらも日々新鮮に現場に居させてもらっていました!
映画、ぜひ観てください!
・森ふた葉(汐見凪 役)
音楽の世界から飛び出して初めての映画出演ということでとても緊張しましたが毎日沢山の学びがあり凄く濃く、楽しい、キラキラした撮影でした。
友情の美しさ、相手を思いやる大切さ。
人として大切なことをもう一度確認させてくれる作品です。
映画『放課後アングラーライフ』是非ご覧ください!