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目黒蓮「silent」と朝ドラのギャップ話題

「舞いあがれ!」より目黒蓮演じる航空学校のエリート・柏木弘明(中央)
「舞いあがれ!」より目黒蓮演じる航空学校のエリート・柏木弘明(中央) - (C)NHK

 ドラマ「silent」(フジテレビ系・毎週木曜よる10時~)の佐倉想役も話題沸騰の目黒蓮Snow Man)が、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)ではガラリと異なる役柄を演じ、そのギャップが注目を浴びている。

【画像】目黒蓮「silent」ではきめ細やかな手話が話題に

 「silent」では、主人公・青羽紬(川口春奈)の想い人で、若年発症型両側性感音難聴を患う佐倉想にふんする目黒。聴力が失われていく恐怖と孤独に苦しみながら徐々に受け入れていくナイーブな青年を、きめ細やかな手話と表情で演じて見せ、世の女性たちをとりこにしている。一方、朝ドラ「舞いあがれ!」ではヒロイン・舞(福原遥)が入学した航空学校の同期・柏木弘明に。国際線のパイロットの父と、元CAの母の航空一家で育ったエリート。完璧を目指す努力家でプライドが高く、弱みを見せないが、舞と同じチームで訓練を続ける中で次第に変化していく……という役どころだ。

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 「silent」では主人公を包み込むような柔らかな笑顔を見せる目黒だが、「舞いあがれ!」ではポーカーフェイスで舞に対して常につれない態度。二人が顔を合わせたのは面接試験の日。「緊張しますね」と話しかけた舞に「君の緊張は俺に何の関係もない。黙っててくれないかな」とぴしゃり。面接ではドヤ顔で馬術大会での功績をアピールし、舞のパイロットへの志望動機に「あんな回答が良く出てくるなあ。人力飛行機みたいなお遊びと旅客機のパイロットは違う。プロフェッショナルな厳しい世界だ。夢だの想いだの、頭の中お花畑か」とあきれ、「もう君と会うことはないだろう」と言い捨てた。

 入学してからはくしくも舞と柏木は同じグループとなるが、柏木は相変わらず塩対応。昼食の時間に自己紹介するなかで舞が「どこから来はったんですか?」「一緒に勉強していくからお互いのことを知ってた方がいいなって……」と親睦を深めようとしても「別になれ合う必要ないだろ」とバッサリ。舞が授業でフォローしてもらったことに礼を言っても「別に助けたつもりはない」といった具合で、ことごとく舞を突き放す。

 そんな柏木について目黒自身も「最初はすごく嫌なやつです。自分でも嫌なやつだなと思いながら演じています(笑)」だとオフィシャルインタビューで言いつつ、「でも、そこからの感情の振り幅がとても大きい役なので、そこは楽しんでいただけるポイントのひとつだろうと思います」と語っている。

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 「silent」で優しい想くんに癒されていた視聴者は、「感じが悪い」「ドS」「ツンデレ」「上から目線」といった特徴が並ぶ柏木役に「ギャップやばい」「別人!」と驚く一方で、その振れ幅に魅了される声が続々。また、「舞いあがれ!」の中でも、実はお好み焼きを食べたことがなく、舞がお好み焼きを振る舞う様子に興味津々だったりと意外な一面を見せてファンの心をわしづかみにしている。

 爆発的な人気を誇る目黒は、12月2日から映画『月の満ち欠け』が公開。佐藤正午の直木賞受賞作を映画化する同作では、27年前にある女性と許されざる恋をした青年を演じる。(編集部・石井百合子)

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