「舞いあがれ!」山下教官がクセ強すぎ!“鬼教官”吉川晃司も圧巻のオーラで魅せる
現在放送中の「舞いあがれ!」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)が11月28日より第9週に突入し、航空学校で学ぶヒロインの舞は帯広でのフライト課程へと進んだ。そこでは鬼教官の大河内守をはじめ、個性的な教官が揃っているようで、早くもネットを賑わせている。
初フライトの日…「舞いあがれ!」第42回の場面写真 (1/4)
連続テレビ小説の107作目となる「舞いあがれ!」は、1990年代から現在を舞台に、岩倉舞が大空に舞いあがるという夢に向かっていく姿を描く物語。ものづくりの町である東大阪や自然豊かな五島列島でさまざまな人との絆を育むヒロインの舞を福原遥が演じている。
第9週から本格的に帯広での訓練に挑む舞たち。舞は柏木(目黒蓮)と水島(佐野弘樹)と同じ班になったが、その担当教官は鬼教官として恐れられる大河内。吉川晃司ふんする大河内守は眼光鋭く学生たちを見つめ、その見た目のインパクトは相当なもの。丁寧な言葉遣いがかえって怖さを増大させており、まさに立ちはだかる壁といった趣だ。初日からフライトシミュレーターによるプロシージャーで苦戦する舞だが、果たして初フライトに臨めるのか……。
そして、大河内と引けを取らない個性を放ったのが山下教官だ。舞たちと前課程でチームを組んでいた矢野(山崎紘菜)、中澤(濱正悟)、吉田(醍醐虎汰朗)は山下教官のもとで訓練を受けることに。初日から矢野「思い出したらイライラする」と愚痴をこぼすほどに、そのクセは圧倒的だ。英単語を交えた独特すぎる口調で講義を行い、学生たちのペースを乱していく。どうやら悪気はなさそうだが、大河内とは違う意味で強敵となりそうな予感を漂わせている。
この山下教官を演じるのは、舞台を中心に活躍する板倉チヒロ。今年はドラマ「科捜研の女」「遺留捜査」などにも出演した。特技は剣道とともに「口の中に拳を入れる」ということで、どうやら板倉本人もクセが強そうだ。学生たちを一人前のパイロットとして導いていく教官として、今後どのような姿を見せるのか、その演技に注目だ。(編集部・大内啓輔)