吉沢亮、クリスマスはぼっち?イジられ苦笑い
俳優の吉沢亮が4日、都内で行われた映画『ブラックナイトパレード』レッドカーペットパレードおよび完成披露舞台あいさつに出席し、クリスマスイルミネーションがきらめくレッドカーペットを歩いた。吉沢は、司会者から「クリスマスの好きなところ、苦手なところ」を聞かれると、福田雄一監督から「基本的にぼっちなんだよね」と突っ込まれ、口をとがらせる一幕もあった。イベントには、橋本環奈、中川大志、渡邊圭祐、玉木宏も出席した。
【画像】クリスマスムード一色!『ブラックナイトパレード』イベント
本作は、「聖☆おにいさん」などの原作者である中村光の同名コミックを『銀魂』シリーズの福田監督が実写映画化。受験も就活も失敗し、恋人もいない、踏んだり蹴ったりの青年・日野三春(吉沢)が、クリスマスムードいっぱいのなか、黒いサンタ服の男に連れ去られ、ブラックサンタとして働く姿が描かれる。
東京・大手町に敷かれたレッドカーペットには約300人のファンが集まった。吉沢は「こんなにたくさんの方が集まってくださって最高です」と笑顔を見せると、完成した作品について「笑えるポイントはすごく笑える。でもそれだけではなく、原作のミステリー要素やシリアスな場面の複雑な感情もしっかりと描かれていて、笑って感動できました」と作品をアピールした。
クリスマスが題材になっている本作。司会者から「クリスマスの好きなところ、苦手なところ」というお題が吉沢に振られると、福田監督が間髪入れず「基本的にぼっちなんでしょ」と突っ込みが。吉沢は「何ですか! その決めつけは」と口をとがらせると「そんなことないですよ、やることやっていますよ!」と否定しつつも「まあ、リアルにいつも仕事をしていて、あまりクリスマスを感じたことはないですね」と苦笑いを浮かべながら近況を報告。それでも吉沢は「ちゃんと街中でクリスマスのキラキラを見るとワクワクしますよ。そんなにすさんでないですからね」と笑いながら強調した。
レッドカーペット後に行われた完成披露舞台あいさつでは、初めてお客さんに映画を披露するということで、吉沢は「ドキドキしますね。僕が観たときは関係者が一緒だったので、あまり笑いたいときに笑える雰囲気じゃなかったので、どんな反応なのか気になります」と語った。
また、クリスマスプレゼントの思い出を聞かれた吉沢は「うちは男4人兄弟だったのですが、中学生になるとサンタが来なくなるシステムだったんです」と吉沢家のルールを明かすと「末っ子が小学6年生のときの最後のプレゼントとして枕元に3,000円が置いてあって、『好きなものを買って』とカタカナで書かれた手紙がついていたんです。急に手を抜いてきたなと思って、かなり印象に残っています」というエピソードを披露し、会場を笑わせた。(磯部正和)
映画『ブラックナイトパレード』は12月23日より公開