征服者カーンはMCUフェーズ5の最注目キャラクター マーベル幹部、シンガポールで明言
映画『アントマン』シリーズなどをプロデュースするマーベル・スタジオ共同社長のルイス・デスポジートが、現地時間11月30日にシンガポールで開催された「ディズニー・コンテンツ・ショーケース 2022」のプレゼンテーションにリモート出演。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェーズ5で最も注目すべきキャラクターとして、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023年2月17日全国公開)で初登場する征服者カーンを挙げた。
征服者カーンは、ジョナサン・メジャースが演じる謎多き新ヴィラン。『アベンジャーズ』シリーズ第5作『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題) / Avengers: The Kang Dynasty』のタイトルにもなっており、サノスに続くアベンジャーズの強大な敵になると見られている。ドラマシリーズ「ロキ」最終話には、カーンの変異体「在り続ける者」が登場した。
プレゼンテーションの終盤、最も注目するキャラクターについて質問されたルイスは「間違いなくカーンだ。『アントマン&ワスプ:クアントマニア』はもちろん、『ロキ』シーズン2でも彼を目撃するだろうし、集大成となる『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』にも関わってくる」と回答。「演じているジョナサンは素晴らしい才能を持っている。カーンの変異体を自在に演じるのは、決して簡単なことではない。悪役もハマっていて、本人もすごく気さく。彼の演技はずっと観ていられる」とジョナサンを絶賛した。
またルイスは、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』において“家族”というテーマが注目であると強調。「家族の関係が興味深いものになっている。スコット、ホープ、ハンク、ジャネットに、成長したキャシーも加わる。彼女はとても柔軟で興味深いキャラクターだ。彼らが共に行動する姿を、観客は楽しめるはずさ」と期待をあおった。(取材・文:編集部・倉本拓弥)