ルーク・エヴァンス来日、チャリティーイベントで美声披露
映画『美女と野獣』のガストン役や『ワイルド・スピード EURO MISSION』への出演などで知られる俳優のルーク・エヴァンスが来日し、5日に都内で開催された「Global Gift Gala in Tokyo 2022」に出席、映画『戦場のピアニスト』などへの出演で知られるエイドリアン・ブロディらと共に会場を盛り上げた。
「Global Gift Gala」は、世界各地で開催されてきた、SDGs活動を含めた社会貢献活動を軸としたチャリティーイベント。スペインの女優で、実業家、慈善家であるマリア・ブラボーによって2013年に設立された財団 The Global Gift Foundation による活動の一環で、同財団は社会的弱者の状況にある子どもや女性支援を目的としている。
今回がアジア初開催となり、会場には映画『レオン』などで知られるジャン・レノや、バレエダンサーの高橋裕哉、ジプシー・ヘリテージ、May J.、元プロ野球選手のアレックス・ラミレスなども来場した。
ジャン・レノやブロディらと共に記念撮影に応じたエヴァンスは、その後、壇上で自身のアルバムにも収録されている「You Raise Me Up」を熱唱して会場の歓声を浴びた。一方、会場で「The Global Gift Philanthropist Award」を受賞したブロディは、「日本が大好きなので、ここに来れたことを嬉しく思います」と日本のファンにメッセージを送った。
ブロディは、この日行われたチャリティーオークションに自身の絵も出品しており、「今日、ここに来たのは『Global Gift Gala』をサポートするため。恵まれてない人たちを助けるという目的のため。助けが必要な人たちのために変化をもたらそうとここに来たんです」と述べ、「私は俳優になる前から絵を描いてきました。この後オークションで入札してくださる人には今から感謝を申し上げます」とスピーチ。真剣な眼差しで「Global Gift Gala」の活動にもエールを送っていた。（取材・文：名鹿祥史）