飲んだくれサンタクロースVS武装集団!『バイオレント・ナイト』が2位デビュー
全米ボックスオフィス考
先週末(12月2日~12月4日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、R指定クリスマス映画『バイオレント・ナイト』が興行収入1,345万240ドル(約19億円)を稼ぎ出し、手堅く2位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル140円計算)
本作は、プレゼントの届け先である大邸宅で武装集団の強盗計画に遭遇し、子供にプレゼントを渡すための魔法しか使えないのにもかかわらず、戦わざるを得なくなった本物のサンタクロースの姿を描いたアクションコメディー。物欲にまみれた子供たちに嫌気が差し、飲んだくれになってしまったサンタさんには、ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のデヴィッド・ハーバーがふんしている。批評家及び観客からも比較的高評価を得ている。
4週連続で首位に輝いたのは、興収1,754万51ドル(約25億円)を上げたマーベル映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。累計興収は3億9,367万1,128ドル(約551億円)に達している。(編集部・市川遥)
12月2日~12月4日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
2(初)『バイオレント・ナイト』
3(2)『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』
4(5)『ザ・メニュー』
5(4)『ディヴォーション(原題) / Devotion』
6(初)『アイ・ハード・ザ・ベルズ(原題) / I Heard the Bells』
7(6)『ブラックアダム』
8(7)『フェイブルマンズ』
9(8)『ボーンズ アンド オール』
10(9)『チケット・トゥ・パラダイス』