『ワンダーウーマン』第3弾が消滅…DC新体制にフィットせず
ガル・ガドット主演のDC映画『ワンダーウーマン』シリーズ第3弾の企画が消滅したと、 The Hollywood Reporter やDeadlineが報じた。
ワンダーウーマンなどが属するDCユニバースは現在、DCスタジオの共同会長兼CEOに就任したジェームズ・ガンとプロデューサーのピーター・サフランによって、立て直しが進んでいる。The Hollywood Reporter の情報筋によると、同作のメガホンを取るパティ・ジェンキンス監督は先日、ワーナー&DCに第3弾の脚本を提出したが、新体制でのプランにフィットせず、企画は事実上消滅したという。この件について、ワーナーはコメントしていない。
主演のガルは現地時間7日、ワンダーウーマンに対する思いをTwitter上で明かしたばかり。「数年前、私がワンダーウーマンを演じることが発表されました。素晴らしい、アイコニックなキャラクターを演じる機会をいただけたことに感謝しています。それ以上に、ファンの皆さんへの感謝でいっぱいです。皆さんと一緒に次なるチャプターへと進むことが待ちきれません」と第3弾への意欲も示していた。
2017年公開の『ワンダーウーマン』1作目は、全世界興行収入8億2,285万4,286ドル(約1,151億円)の大ヒットを記録。続く2作目『ワンダーウーマン 1984』はコロナ禍での劇場&配信の同時公開となったが、全世界興収1億6,960万2,006ドル(約237億円)を稼いでいた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル140円計算)(編集部・倉本拓弥)