実は『Dr.コトー診療所』に出ていた人気俳優とは?
16年ぶりの続編となる映画が公開された『Dr.コトー診療所』。2003年にフジテレビの連続ドラマとしてスタートした同シリーズには、現在も活躍する人気俳優たちが出演していた。
『Dr.コトー診療所』は東京からへき地の離島・志木那島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と島の人々との関わり合いを通して、命の尊さを描いた医療ヒューマンドラマだ。主人公コトーを吉岡秀隆、ヒロインで診療所の看護師・星野彩佳を柴咲コウが演じた。
2003年のシーズン1では、当時10歳、子役時代の神木隆之介がゲスト出演。大塚寧々演じる離れ離れになった母・西山茉莉子に会うため、一人で東京から志木那島までやって来た息子・竜一にふんした。それから時を経て、今年4月に公開された映画『ホリック xxxHOLiC』では神木と柴咲が再共演したことも記憶に新しい。
さらに、石田ゆり子がコトーの元恋人である東京の医師・原沢咲役で出演した。コトーは島で妊婦の急患が出たとき、真っ先に咲に電話でアドバイスを求めるなど、別れた後も医師として信頼を置いていた。また、大森南朋が役場の職員・坂野孝役でシーズン1からレギュラー出演している。
2006年に放送されたシーズン2では、彩佳が不在の間に診療所の看護師を務める仲依ミナ役で蒼井優がレギュラー出演。初めは手際が悪く失敗ばかりだったが、次第に頼れる看護師に成長していく。そして、堺雅人が東京の外科医で乳がんを患った彩佳の主治医・鳴海慧を演じた。島の患者たちと家族のように接するコトーに対して、医師と患者は家族にはなれないと考える、正反対のキャラクターがハマり役だった。
神木、大森、蒼井、堺の4人は公開中の映画にも登場する。ドラマからのファンには、まさに胸アツな演出だ。(編集部・中山雄一朗)