『スパイダーマン』新スピンオフ映画始動!ドナルド・グローヴァー主演&製作
米ソニー・ピクチャーズが製作する『スパイダーマン』シリーズの新たなスピンオフ映画が始動したと、The Hollywood Reporter が独占で報じた。主演・製作を務めるのは、チャイルディッシュ・ガンビーノ名義でラッパーとしても活躍しているドナルド・グローヴァーだ。
【画像】『スター・ウォーズ』スピンオフで若きランドを演じたドナルド・グローヴァー
同サイトによると、スピンオフの主人公は、スパイダーマンのヴィランで知られるヒプノ・ハスラーことアントワーヌ・デルソイン。1978年にコミックスデビューを飾ったヒプノ・ハスラーは、ディスコバンド「マーシー・キラーズ」のメンバーで、楽器を用いた催眠技術で観客を操った。
脚本を担当するのは、俳優エディ・マーフィの息子マイルズ・マーフィ。ドナルドは同キャラクターの音楽的側面に惹かれており、映画は原作デビュー当時のディスコ調ではなく、現代版ヒップホップやサイバーパンク調になる可能性があるという。
ドナルドはマーベルと縁が深く、2012年公開の『アメイジング・スパイダーマン』では、ドナルドにピーター・パーカーを演じてほしいと、ファンがTwitterで訴えかけていたことも。その後、アニメ「アルティメット・スパイダーマン」でマイルス・モラレスの声を担当したほか、トム・ホランド主演の『スパイダーマン:ホームカミング』ではアーロン・デイビス役で出演している。
米ソニーは現在、『ヴェノム』『モービウス』といったスピンオフを通して独自のスパイダーマン・ユニバースを構築中。今後も『クレイヴン・ザ・ハンター(原題) / Kraven the Hunter』(2023年10月6日全米公開)、『マダム・ウェブ(原題) / Madame Web』(2024年2月16日公開)、『エル・ムエルト(原題) / El Muerto』(2024年1月12日全米公開)といった劇場映画や、 Prime Video で配信されるドラマ「シルク:スパイダー・ソサエティ(原題) / Silk: Spider Society」が控えている。(編集部・倉本拓弥)