山崎育三郎、イチケイメンバーとのLINE秘話
山崎育三郎が20日、都内で行われた『映画 イチケイのカラス』（2023年1月13日公開）の完成報告会に登壇。月9ドラマから約1年半ぶりの撮影となるも、“イチケイメンバー”とはLINEグループでつながっていたことを打ち明けた。この日は、竹野内豊、黒木華、斎藤工、向井理、小日向文世、田中亮監督も来場した。
浅見理都のコミックを原作にした2021年4月期のフジテレビ系月9ドラマ「イチケイのカラス」の2年後を描く本作。イチケイこと東京地方裁判所第3支部第1刑事部に在籍するも、今は岡山県瀬戸内へ異動した裁判官の入間みちお（竹野内）と、他職経験制度のもと弁護士として隣町で働く坂間千鶴（黒木）が、史上最年少防衛大臣傷害事件にまつわる真相に迫る。主演の竹野内、ヒロイン役の黒木をはじめ、小日向文世、桜井ユキらドラマ版でイチケイメンバーを演じた面々も集結。入間に振り回される検事・井出伊織を演じた山崎も続投し、今は岡山地方検察庁秋名支部で働いている設定。元イチケイの事務官・一ノ瀬糸子（水谷果穂）と夫婦となっている。
山崎は映画撮影のため1年半ぶりにイチケイメンバーと再会したときの感想を求められると、「連ドラからLINEグループがあって、ずっとやり取りをさせていただいていたので、久しぶりという感じはなかったです」と打ち明ける。
LINEでは「こひ（小日向）さんとか、おじ様たちが盛り上がる」そうで、当の小日向は「ドラマの最中は、みんなが居眠りしているのをこっそり撮って、それをのっけて『こんな顔してたんだ』と大笑いしていた」と回顧。また、「竹野内くん、よく寝てたよね。寝た写真、よく撮ったもん」と暴露するが、竹野内は「寝てません！ 考えていて目をつぶっていただけです！」と反論。二人の大人げないやり取りに、会場は笑いに包まれた。
山崎は「イチケイ」恒例の草野球シーンの秘話も披露。「竹野内さんが隠し玉で黒木さんにタッチをするシーン。そのボールの握り方、グローブの後ろにボールを挟むというのは僕が言いました」と得意げに話し、「自分が少年野球時代にやっていた。それを竹野内豊さんがやってくれるっていう……」と感激の面持ち。すると斎藤が「野球のシーンは、ほぼ育三郎さんが監修」と紹介。竹野内も「隠し玉のやり方がわからなくて2パターン教えてもらいました。野球がものすごくお上手」と称賛し、山崎を喜ばせていた。（錦怜那）