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『ターミネーター』新リブートが検討中!AIメインに

画像はリブートするも失敗に終わった『ターミネーター:新起動/ジェニシス』より
画像はリブートするも失敗に終わった『ターミネーター:新起動/ジェニシス』より - Paramount Pictures / Photofest / ゲッティ イメージス

 映画『ターミネーター』シリーズが再びリブートされるかもしれない。シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロン監督が語った。

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 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(公開中)のプロモーションのため、ポッドキャスト番組「Smartless」に出演したキャメロン監督。AIを映画制作に取り入れる未来に話が及んだ際、同作のストーリー自体でもAIについて扱おうとしたのかと聞かれると、「『アバター』シリーズは環境についての映画であり、AIは扱っていない」と回答。「もし僕がもう1作『ターミネーター』を作るなら、多分その場合はシリーズを再リブートすることになるだろうが──実際、話し合いはしている。まだ何も決まっていないがね」「その場合は、狂った悪いロボットというよりも、AIの側面をもっと掘り下げた作品にするだろう」と明かした。

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 『ターミネーター』シリーズの映画はこれまでに6本作られている(キャメロンが監督したのは2作目まで)。『ターミネーター』(1984)から『ターミネーター4』(2009)までと、シリーズをリブートするも酷評された『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)、その後、軌道修正すべく『ターミネーター2』の正統続編として製作された『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)だ。

 しかし、キャメロンも製作に加わった『ターミネーター:ニュー・フェイト』の興行収入は振るわず。Deadlineの取材に応じたキャメロンは、映画の内容に満足しているとしながら、「あえて問題点を挙げるなら、僕がアーノルド抜きでの続編製作を拒んだことだ」と監督のティム・ミラーアーノルド・シュワルツェネッガーの出演を望んでいなかったものの、自分が猛プッシュしてしまったことが間違いだったと振り返っていた。

 『ターミネーター』シリーズが再リブートされることになったとして、キャメロン監督が自らメガホンを取る気でいるのかは不明だ。キャメロン監督は現在、『アバター』シリーズ第3弾のVFX作業を行っている。すでに全ての撮影と編集は終わっているが、VFXを完成させるために約2年かかるのだという。(編集部・市川遥)

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