エルヴィスの一人娘リサ・マリー・プレスリーさん、54歳で死去
世界的ミュージシャン、故エルヴィス・プレスリーさんの一人娘で歌手のリサ・マリー・プレスリーさんが現地時間12日、米カリフォルニア州の病院で亡くなった。54歳だった。母プリシラ・プレスリーさんが、海外メディア宛の声明で発表した。
リサさんは同日、ロサンゼルス郊外の自宅で心停止状態で倒れているところを発見された。駆けつけた救急隊員によって心肺蘇生法が行われたものの、搬送先の病院で息を引き取ったという。亡くなる2日前、リサさんは第80回ゴールデン・グローブ賞の授賞式に出席しており、元気な姿を見せていた。
プリシラさんは、「美しき娘が私たちのもとから旅立ったという、悲痛な知らせを伝えなければなりません。胸が苦しいです。彼女は、私が知る最も情熱的で愛される女性でした。深い喪失と向き合うため、プライベートな時間をください。愛と祈りをありがとうございます」とコメントしている。
リサさんは1968年2月1日、米テネシー州メンフィス生まれ。1988年にミュージシャンのダニー・キーオさんと結婚し、女優で長女ライリー・キーオさんと、長男ベンジャミンさんを授かっている。1994年には人気歌手マイケル・ジャクソンさんと再婚し、2年後に離婚。その後、俳優ニコラス・ケイジさんと3度目の結婚をしたが、わずか3か月で別れており、2006年にギタリストのマイケル・ロックウッドと4度目の結婚。2016年に離婚を申請している。(編集部・倉本拓弥)