『ファンタビ』エズラ・ミラー、最大26年の懲役刑を避けるため答弁取引に応じる見込み
映画『ファンタスティック・ビースト』『ジャスティス・リーグ』シリーズなどで知られる俳優のエズラ・ミラー(30)が現地時間13日に米バーモント州の裁判所に出廷し、懲役刑を避けるため答弁取引に応じる見込みだという。NBC News などが報じた。
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ミラーは昨年5月、バーモント州にある留守中の一般家庭に侵入して酒瓶を盗んだとして、警察による監視カメラ映像などの確認の結果、侵入窃盗の重罪と軽窃盗罪で同8月に起訴された。侵入窃盗の重罪では最大で25年の懲役と1,000ドル(約13万円)の罰金、軽窃盗罪では最大1年の懲役と1,000ドル(約13万円)の罰金が課されるため、ミラーは最大26年の懲役の危機に直面していた。(1ドル130円計算)
昨年10月には無罪を主張していたミラーだが、裁判所に提出された答弁取引の書類によると、重罪を取り下げてもらう代わりに、より軽い不法侵入の罪を認めることで合意したとのこと。執行猶予付きの89日~90日の懲役刑、500ドル(約6万5,000円)の罰金、1年の保護観察が課されることになりそうだという。
ミラーは今回の件以外にも相次ぐ逮捕・起訴で世間を騒がせており、昨年3月に米・ハワイ州で治安びん乱行為とハラスメントの容疑で逮捕・起訴されると、同4月にも第2級暴行罪で逮捕されていた。同8月には自身の行為について謝罪文を発表し、メンタルヘルスの治療に取り組み始めたと明かしていた。(朝倉健人)