『ミステリと言う勿れ』映画版のストーリー発表!広島を舞台に一族の遺産相続の謎を描く
田村由美の漫画を菅田将暉主演で連続ドラマ化した「ミステリと言う勿れ」の映画版のエピソードが、原作コミックス2巻から4巻で描かれている通称“広島編”であることが24日、明らかになった。菅田演じる、広島を訪れた主人公・久能整がある一族の遺産相続の謎に巻き込まれるストーリーで、ドラマシリーズでは描かれなかったエピソードとなる。
累計発行部数1800万部を突破する同名漫画に基づく本作。天然パーマがトレードマークで友達も彼女もおらず、カレーをこよなく愛する大学生の久能整が、「僕は常々思うんですが……」という言葉から始まる膨大な知識と、独自の価値観による持論を淡々と述べることで、登場人物たちが抱える悩みと共にさまざまな難事件をも解決していく。脚本を相沢友子、監督を松山博昭、音楽を Ken Arai が続投する。
映画化が発表された際にはSNSでストーリーに関する予想が繰り広げられ、広島編を望む声も多く挙がっていた。エピソード発表に合わせ、広島の路面電車の前に佇む整のバックショットと、原作者・田村由美が描き下ろしたイラストも公開。イラストには整のほか、広島編で描かれる狩集家をはじめとした6人のキャラクターが描かれている。
ドラマ版は、昨年1月クールにフジテレビ系月9枠(毎週月曜夜9時~)で放送。放送終了後SNSで続編を期待する多くの声が挙がり、2022年日本民間放送連盟賞・番組部門テレビドラマにて優秀賞を受賞した。(編集部・石井百合子)
映画『ミステリと言う勿れ』は今秋、全国東宝系にて公開