岡田准一×綾野剛『最後まで行く』新キャスト10名発表 “追われる男”と“追う男”のビジュアルも公開
岡田准一と綾野剛の共演で、2015年に日本公開された韓国映画をリメイクした『最後まで行く』(2023)に出演する、広末涼子、磯村勇斗ら10名の新キャストが発表された。“追われる男”と“追う男”を演じた、岡田と綾野のビジュアルと特報映像も公開されている。
本作は、ひとつの事故を発端に、極限まで追い詰められていく刑事の姿を描いたクライムサスペンス。事故をきっかけに次々と悪夢のような災難が降りかかる刑事・工藤を岡田が、彼を追う冷徹な監察官・矢崎を綾野が演じる。監督は『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』『余命10年』などの藤井道人。
広末が演じるのは、岡田演じる工藤の別居中の妻で、一人娘を育てながらも工藤との関係に苦悩する工藤美沙子。磯村は、工藤にはねられ、本作の鍵を握る重要な人物となる尾田創を演じる。
そのほか、杉本哲太が工藤の上司で刑事課の課長・淡島幹雄役、柄本明が工藤が関係を持っているヤクザの仙葉組組長・仙葉泰役で出演。また、駿河太郎、黒羽麻璃央、駒木根隆介が、時に工藤を心配しがら、時に工藤を疑う刑事課の同僚刑事たちを演じるほか、山中崇が男をはねた後の工藤に検問所で詰め寄る警察官役、山田真歩が綾野演じる矢崎の婚約者役、清水くるみが磯村演じる尾田の仲間役を務める。
特報映像では、情けない声をあげながらダクトをはい、遺体を引きずり、頭を抱える工藤の姿が。時代劇やアクション映画のタフなイメージを覆す、岡田の新たな一面にも期待が高まる。「お前はもう終わりだ」と冷徹な目線を投げかける、綾野演じる矢崎との攻防の行方も気になるところだ。新キャスト10名のコメントは以下の通り。(編集部・入倉功一)
映画『最後まで行く』は5月19日より全国東宝系にて公開
新キャスト10名のコメント
・広末涼子
極寒の中、スタッフキャスト一同全力で挑んだ撮影。その迫力と熱気が伝わる作品になっているはずです。
スピード感緊張感ある最強の映画を皆さまに堪能していただける公開日を、私も心から楽しみにしています。
・磯村勇斗
本作で、藤井道人監督と綾野剛さんと再びご一緒できたこと、
また岡田准一さんとご一緒できたことがとても嬉しかったです。
今回の役柄では、アドレナリンが溢れ出るシーンが多かったので、いつもより心拍数が高かったです。
とどまるところを知らない藤井組の勢いあるエキサイティングな映画を是非、お楽しみ下さい。
・駿河太郎
ただのサスペンスアクション映画ではない事を現場にて痛感しました。
そこにスパイスとして参加出来る事が何より嬉しかったです。
気がつけば藤井監督との付き合いも長くなりましたが、藤井組はいつもいい緊張感を与えてくれて俳優として、楽しさと難しさを教えてもらえる現場です。
そこに絶対的座長の岡田准一君、綾野剛君を筆頭に俳優陣や各部署のスタッフとの化学反応が確実に起こります。藤井作品で僕はいつも殺されてますが、今回はどうなるか楽しみにしといてください。
・山中崇
凍るかと思いました。
相手の顔が見えないほどにずぶ濡れでしたので、すべてが靄がかってまるで撮影の日々は夢だったかのようです。
でもあの日々を懐かしんでいる、どこかでまた求めている自分もいます。
どうぞ"最後まで"お楽しみください。
・黒羽麻璃央
念願の藤井監督の映画に出演させて頂けた事、
偉大なる先輩方と一緒に作品を作れた事嬉しくもあり幸せな気持ちです。
まずい男 VS やばい男 結末がどうなるのか是非、最後まで作品の世界に浸かって観ていただければと思います。
・駒木根隆介
韓国オリジナル版公開時、一観客として観ていた作品にまさかこんな形で参加できるとは!
現場では岡田准一さん、綾野剛さんのマズい部分とヤバい部分の片鱗は間近で目撃させていただきましたが、2人がどんな風に「最後まで行く」のか、再び一観客に戻ってワクワクしています。
・山田真歩
『最後まで行く』の脚本を初めて読んだ時、加速していくスリルとユーモアに最後までわくわくしっぱなしでした。
「祭り」が影を潜めて久しいですが、この映画が観る人の心の憂さを晴らし、
爽快感とともに劇場を出て行くものになりますように。
・清水くるみ
「青の帰り道」から藤井監督とは出会って6年目。
常に新しいことに挑戦している監督にまた呼んでいただけたこと、とても光栄に思います。
今作はノンストップエンターテインメントということですが、
中でもわたしが演じた真由子は登場人物の中でもエンタメ要素の強い役になっているかと思います。
わたし自身、あらゆる面で、すごく刺激をいただいた現場です。是非劇場で観ていただきたいです。
・杉本哲太
今回、定年前という年齢的にも等身大の刑事を演じさせていただきました。藤井組初参加で緊張もしましたが、初共演の方も多く新鮮な気持ちで撮影に参加することができました。
どうぞ“最後まで”お楽しみください!
・柄本明
最後まで一生懸命に演りました。
仙葉がどのように物語に関わっていくのか楽しんで観て頂ければ幸いです。