沢村一樹×竹内涼真、SPドラマ「ペルソナの密告」で共演!3月放送
沢村一樹が主演を務めるテレビ東京のドラマスペシャル「ペルソナの密告 3つの顔をもつ容疑者」(よる8時~)が3月24日に放送されることが発表された。竹内涼真が共演する。
本作は、妻を殺害された元刑事が事件の真相に迫る姿を描くヒューマンサスペンスドラマ。沢村が主人公である元刑事の獅子舞亘、竹内が物語の発端となる連続誘拐事件の容疑者で、いくつもの人格をもつ解離性同一性障害の青年・元村周太を演じる。
優秀な刑事だったが、妻を殺害された事件をきっかけに退職し、高校生の一人娘を育てながら穏やかな日々を送っていた元刑事の専業主夫・獅子舞亘(沢村)。ある日、連続誘拐事件の容疑者となった青年・元村周太(竹内)から突然呼び出され、取り調べを担当することになる。しかも、元村はいくつもの人格が入れ替わりに出現する解離性同一性障害(DID)を抱えていた。なぜ元村は獅子舞を知っていたのか、そしてなぜ呼び出したのか。事件の真相に迫ろうと、獅子舞は再び刑事に戻り、元村の力を借りて捜査を開始する決意をする。(編集部・大内啓輔)
ドラマスペシャル「ペルソナの密告 3つの顔をもつ容疑者」は3月24日よる8時~9時48分に放送
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送にて放送
沢村一樹(主演/獅子舞亘 役)
企画の段階から少しだけ関わらせていただきました。DIDを表現するのは題材的にすごく難しいと思うのですが、最終的にすごく面白い台本ができた時はワクワクしていました。ただ、元村は誰がやるんだろう? と、そこが気になって仕方なかったです。
元村役が竹内君に決まったと知った時は、そんなビッグネームが来ると思っていなかったのでびっくりしました。すごく難しい役で、イケメンではいられないような人格があったりするので、キャラ的に大丈夫かな!?とは思いました(笑)。
自分の役作りについては、“妻を失くして父(自分)と娘の二人暮らしをしている刑事”を今までとは違う、新しい引き出しを用意しなければならないのがすごく難しかったです。
とにかく台本よりも映像の方が断然いいものができているという手ごたえを感じています。大どんでん返しが何回もある作品になっているので、最後まで推理も楽しんでいただけたら幸いです。
竹内涼真(元村周太 役)
今回DIDという難しい症例に向き合う中で、台本を読み説くことに一番時間がかかりました。元村周太という役が、この物語全体においてどういう意味をもたらすのかを明確にしたことで、交代人格それぞれのキャラクターや役割をどう表現していったら良いかが見えてきた気がします。
撮影前から、監督やプロデューサーのみなさんと沢山お話しさせて頂きましたが、僕が感じたこと、思いついたアイデアをすごく尊重して、受け止めてくださるチームで。だからこそリハーサルから、いろんなアイデアが飛び交いました。撮影では、それぞれの人格で沢村さん演じる獅子舞と向き合うため、僕からあらゆる球を投げさせて頂いたのですが、沢村さんが大きい懐で受け止めてくださるので、その場で生まれるものが沢山あり、すごく楽しい現場でした。
交代人格が登場するサスペンスではありますが、すべての人格が一貫して自分の愛情を勝ち取るために生きている姿をフィーチャーしていくので、人間ドラマとしても楽しんで頂けるんじゃないかなと思います。僕目線での見どころは、やはり人格が変わる瞬間だと思います。それぞれの交代人格は、かなり緻密にこだわって出来上がったので、ぜひ楽しみにしてもらえたら嬉しいです。