『シティーハンター』槇村香役は森田望智!髪バッサリ&キャリア初のショートヘアに
北条司の漫画を鈴木亮平主演で実写化するNetflix映画『シティーハンター』(2024年全世界独占配信)のヒロイン・槇村香を、Netflixドラマ「全裸監督」や朝ドラ「おかえりモネ」などの森田望智が演じることが31日、明らかになった。香は、鈴木演じる主人公・冴羽リョウ(けものへんに「寮」)の元相棒である槇村秀幸の妹で、リョウの新たな相棒。森田は出演にあたってロングヘアをカットし、キャリア初のショートヘアの役柄に挑む。公開された写真では、駅の伝言板の前で笑顔を浮かべたショートヘアの香が見られる。
1985年から1991年まで週刊少年ジャンプで連載され、単行本の累計発行部数が5,000万部を突破する人気コミックを日本で初めて実写化する本作。物語の舞台は現代の新宿。新宿区、新宿区観光協会、歌舞伎町商店街などの協力のもと、新宿・歌舞伎町で撮影を行っている。また、原作をリスペクトし新宿駅東口の伝言板が復活。香のビジュアルの背景には、駅のコンコースの一角にひっそりと残る伝言板に書き込まれたXYZの文字が見られる。
香を演じる森田は「昭和の時代から、令和の今日この日まで、計り知れないほど沢山の方々の愛情が、深奥まで溶け込まれ続けているシティーハンター。そんな伝説の愛溢れる世界に槇村香さんとして立てること、心臓が跳ね上がるような緊張と、浮き立つような喜びを同時に日々噛み締めています。一生懸命でパワフルで愛情深くてチャーミングな香さん。彼女の心を覗けば覗くほど、その魅力の虜になっている自分がいます。皆さんの記憶の中にある彼女の断片に、少しでも触れることができるよう、愛を持って全力で突き進んでいきたいと思います」とコメント。
主演の鈴木は森田の印象や共演について「香とリョウとして共に過ごして数ヶ月。柔らかくて、素直すぎるほど素直で、いつも一生懸命な森田さん。セット裏で一人必死な顔で小道具を振り回す練習をする森田さんの姿は、まさに子供の頃から大好きだった、あのひたむきで天真爛漫な槇村香そのものでした」と話し、「きっと、皆さんの中にある香さんのイメージを裏切らない、そして何より森田さんにしかできない、チャーミングで愛すべき香ちゃんに出会っていただけると確信しています」と呼び掛けている。
エクゼクティブ・プロデューサーの高橋信一(Netflix コンテンツ部門 マネージャー)は、森田演じる香について「どんな役を演じても『憑依』したようにその役になりきる森田さんが、『香』となってシティーハンターの世界を駆け巡る姿を楽しみにしていました。(勝手ながら)トレードマークともいえる美しい長い髪の毛を本作のために切って頂きました。俳優キャリアを通じて初めてショートヘアの役柄として『香』を演じられ、まさに『香』となって笑い、怒り、悲しみながら鈴木亮平さん演じるリョウとともに新宿を駆け巡る姿を拝見していると、本当にリョウと香が新宿にいるかのような錯覚すら覚えます。世界中の多くのファンはもちろん、初めて『シティーハンター』に触れる方にも愛される作品になることを撮影を通して確信しています」と魅力に触れている。(編集部・石井百合子)