ロッキー新章第3弾『クリード 過去の逆襲』5.26日本公開決定!
『ロッキー』シリーズの新章としてスタートした大ヒットボクシング映画の第3弾が、『クリード 過去の逆襲』の邦題で、5月26日に日本公開されることが決定した。
ロッキー(シルヴェスター・スタローン)のライバルだった、元世界王者アポロ・クリードの息子アドニスの戦いを描いた映画『クリード』の3作目。自身のルーツに向き合った『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)、父・子の2世代に渡る因縁を描いた『クリード 炎の宿敵』(2019)の戦いを経て、ロッキーの魂を継いでチャンプとなったクリードの前に、封印していた過去が立ちはだかる。
シリーズ第3弾で描かれるのは、アドニスが家族にも打ち明けていなかった、少年期の重大な過ち。その事件によって、刑務所生活を強いられていたアドニスの幼馴染デイミアンが、彼のキャリアを奪おうとリングへ。正反対の人生を歩んだ男たちによる、死闘の開始を告げるゴングが鳴る。
クリード役のマイケル・B・ジョーダンは、1作目の成功とマーベル映画『ブラックパンサー』のエリック・キルモンガー役で大ブレイク。スタローンと共演した前2作を経て、本作で長編監督デビューを果たした。さらに本作では、マーベル映画でアベンジャーズの新たな敵となる征服者カーン役に抜てきされた注目株ジョナサン・メジャースが、アドニスを追い詰めるデイミアンを演じる。
現地時間16日には、3月3日の全米公開に先立ち、イギリス・ロンドンのシネワールド・レスター・スクエアでUKプレミアが開催され、マイケルとジョナサン、そしてアドニスの妻ビアンカを演じるテッサ・トンプソンが出席した。
マイケルは、前2作の監督だったライアン・クーグラーやスティーヴン・ケイプル・Jrから多くの事を学んだと明かし、本作を監督デビュー作に選んだ理由について、「私にとって、この作品は完璧な作品で個人的に思い入れがあったんです。私が過去に3回演じた唯一のキャラクターですから。それに、まだ語るべきこともあったし、このフランチャイズをどうしたいのかという、ビジョンもありました」とシリーズへの思いを告白。また、デイミアン役のジョナサンは、「ロッキーとクリード両方のDNAを持っていて、普遍的な物語です」とシリーズの魅力を語り、監督を兼任したマイケルとの関係について「兄弟と親友を掛け合わせて、それにボクシンググローブをはめたような関係だよ」と回答。レッドカーペット会場にはボクシングのリングまで登場し、多くのファンと共に盛大な盛り上がりをみせた。(編集部・入倉功一)