明日23日から!目黒蓮、松村北斗、有岡大貴ら日本アカデミー賞新人俳優賞の撮りおろし企画開催
第46回日本アカデミー賞・新人俳優賞受賞者の撮りおろし企画「NEW CINEMA FACE 2023」が、東京・渋谷「RAYARD MIYASHITA PARK」にて2月23日~3月16日に開催される。
「NEW CINEMA FACE」は、第35回日本アカデミー賞より始まり、今年で11年目を迎える、新人俳優賞受賞者の撮りおろし企画。今年は昨年同様に渋谷のランドマーク、MIYASHITA PARK にて開催され、館内に今年の新人俳優賞受賞者の撮りおろしビッグボードが登場する。さらに、受賞者からのコメントも2月28日より MIYASHITA PARK 公式サイトで公開される。
「新人俳優賞」受賞者の受賞作品とコメント(「自分にとって映画とは?」「10年後20年後の自分像は?」)は以下の通り。
番家一路(『サバカン SABAKAN』)「映画に出ている人はすごいなと思っていたので『サバカン SABAKAN』に出て、自分が映画の中にいるんだって考えたら不思議な気持ちになりました。またぜひやりたいです。10年後20年後も俳優業を続けてるかほかの道に進むかはわからないけど、楽しんでいてほしいと思います。ほかの道は……お金持ちになりたいというか、楽しく生きていきたいので社長とか!? になりたいです」
有岡大貴(『シン・ウルトラマン』)「いろんなことの源みたいな感じです。普段はグループで活動させてもらっていて、ライブもそうですが、日々インプットが必要だと感じていて。そんなときに劇場で映画を観ることでインスピレーションや刺激を受けて、本当に助けられています。この先も変わらず映画に触れていたいですし、もし俳優として呼んでいただけることがあるのならば、この賞に恥じないお芝居ができたらと思います」
松村北斗(『ホリック xxxHOLiC』)「映画は観に行こうと思わないと観られないけど、そういう意味で価値のある物をつくって、受け取ってもらおうとする熱量みたいなものを感じます。僕を選んでくれた方に『やっぱりあの時、俺、私、間違ってなかったな。先見の明があったな』と思ってもらえるような10年後20年後でありたいし、映画に憧れみたいなものがあるのでお芝居は『頼むからやめてくれ』って言われるまで挑戦したいですね」
生見愛瑠(『モエカレはオレンジ色』)「どれだけ眠くても夜更かししてしまうほど映画を観る時間は贅沢だなって思っています。普段生きていたら感じない感情に引きずられたり、自分にない価値観を知ることができて、すごく勉強になるし面白いです。10年後20年後、その時やりたいことが何かはわからないですけど、物をつくることがすごく好きなので、たくさん経験を積んで何かをつくっていたらいいなって思ってます」
福本莉子(『今夜、世界からこの恋が消えても』)「日常では体験できないことをスクリーンを通して体験できるところが映画の魅力だと思ってます。行き詰まっている時に背中を押してもらったり、生きる上でのヒントが凄く詰まっている。将来的にもこのお仕事は続けられたらいいですね。この賞をきっかけに、いろんな作品、役、自分に出会って、お仕事じゃないところでもいろんなものを学んで、発見して、人として成長していけたらなと思います」
目黒蓮(『月の満ち欠け』)「映画は、明日も頑張ろうと思えるような、その先の人生になにか影響するような、不思議なパワーのあるエンターテインメントだと思っています。自分が出た作品も誰かを励ますことができたら嬉しいです。一回きりの人生なので、10年先も、20年先も悔いのない、少しでも楽しい時間が増えるような生き方ができていたらいいなと思います」
菊池日菜子(『月の満ち欠け』)「知らない世界を教えてくれるのが映画だと思います。自分のコミュニティーの中だけで得られる知識や考えは、どうしても偏ってしまう部分があって、そういった部分を壊してくれるのが映画だと思っています。今後は感情を放出すること、演じること、表現することを楽しみながら俳優として生きていけたらいいなと。それを叶えるためにも今、もっともっと頑張ろうと思います」
小野花梨(『ハケンアニメ!』)「私にとって映画は敵であり味方ですね。自分を生かしているという意味では大きな味方だけど、その中で私は戦っていかなければならないですし、長くこのお仕事をしたいのなら評価され続けなければいけないというシビアさもある。どこかで誰かに求められていなくてはできないお仕事ですから。10年後20年後も誰かに求めていただけるような存在でいられたらなと思います」
第46回日本アカデミー賞の正賞15部門の最優秀賞は、3月10日に東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われる授賞式にて発表される。(編集部・梅山富美子)