二宮和也、倍賞千恵子が初のブルーリボン賞主演賞受賞！作品賞は『ある男』
第65回ブルーリボン賞の受賞結果が、24日に発表された。作品賞は、映画『ある男』が受賞し、二宮和也（『ラーゲリより愛を込めて』『TANG タング』）が主演男優賞、倍賞千恵子（『PLAN 75』）が主演女優賞をそれぞれ初受賞した。
助演男優賞は飯尾和樹（『沈黙のパレード』）、助演女優賞は清野菜名（『キングダム2 遥かなる大地へ』『異動辞令は音楽隊！』『ある男』）、新人賞はKoki,（『牛首村』）、監督賞は早川千絵（『PLAN 75』）という結果だった（Koki,の「o」はマクロン付きの「o」が正式表記）。
主演女優賞の倍賞は、81歳での受賞で、役者対象の主演男女、助演男女、新人各賞を通じて過去最高齢となる。これまでの役者対象の各賞での最高齢は当時72歳の奈良岡朋子（第44回の助演女優賞受賞）だったが、記録を更新することとなった。
同賞は、東京映画記者会（在京のスポーツ紙7社で構成）が選考。映画に取り組む姿勢や人柄も選考に含まれるのが特徴。今年度の授賞式は「コロナ禍に考慮して開催しません」としている。（編集部・梅山富美子）