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吉岡里帆と安田顕が初タッグ!小説「神の手」ドラマ化で今春放送

初タッグ
初タッグ - (C) 望月諒子/集英社・テレビ東京

 吉岡里帆主演、安田顕共演で、人気小説をドラマ化した「神の手」が、今春テレビ東京の月曜プレミア8枠(よる8時~9時54分)で放送されることが決定した。吉岡は、テレビ東京ドラマ初主演で、安田と初共演を果たす。

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 原作は、2011年に「大絵画展」で日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、「蟻の棲み家」で注目を浴びる作家・望月諒子のデビュー小説。木部美智子シリーズの第一弾で、小説の“盗作疑惑”を発端に、出版業界を揺るがす一大事件を描く。

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 吉岡が演じるのは、元新聞記者だが、事件の裏側にある人間の本質を追求するためフリーになったジャーナリスト・木部美智子。ゴシップには興味ナシで、3年前の未解決誘拐事件を独自に追い続けるなか、次第に“盗作疑惑”騒動に巻き込まれていく。

 吉岡は、「『神の手』を初めて読んだ時、やるせない気持ちと切なさで胸が痛くなりました。文学界を舞台に描かれる今作で、私が演じる主人公は孤高な捜査を続けるフリージャーナリストとして奮闘しています。文字に起こすことに取り憑かれた人の執念のような作品です。今まであまり触れてこなかったジャンルでもあるので、私自身新鮮な気持ちと挑戦する気持ちを大切に良質な作品を目指して絶賛撮影中です。ぜひお楽しみに!」と撮影中であることを明かしている。

 どこか闇を感じさせる「新文芸」編集長・三村幸造役の安田は、「読み応えのある脚本で、事件の顛末は一体どうなるのだろうと、惹き込まれながら読み進めました。重要な役柄を与えていただき、ありがとうございます。吉岡里帆さんはじめ、キャストの皆さま、撮影現場の皆さまにお会いできるのが楽しみです。幅広い世代に楽しんでいただけるミステリー、サスペンスドラマです。ご期待ください」と語っている。

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 原作者の望月は、「このたびわたしのデビュー作をドラマにしていただくことになり、たいへん光栄です。記者木部美智子の本シリーズも六作になりますが、その第一作目であるこの作品は電子文庫でのスタートでした。それが20年余の時を経てテレビドラマになることに感慨深い思いがいたします。『深淵を見つめるときは、深淵もまたこちらを見つめている』と、ニーチェの言葉を借りて解説に書いていただいたような『得体の知れない熱』を持つ作品は、いまでは到底書けないだろうと思います。この作品に光を当てて下さいました関係者皆様に深く感謝いたします。最後になりましたが、豪華な役者の方々に小説世界を再現されますのを大変楽しみにしています。どうぞみなさまに楽しんでいただけますように」とコメントを寄せている。(編集部・梅山富美子)

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